バーベルは普段から筋トレをしている人にとっての必需品です。
重量を扱って多くのトレーニングができるため、ホームジムにバーベルはピッタリです。
ただ、どのバーベルがいいのか、どうやって選ぶのか悩んでいる方は多いと思います。
そこで本記事ではバーベルを購入しようとしている人に向けてオススメのメーカーや選ぶ際のポイント、さらにはバーベルとセットで購入すべき筋トレマシンを紹介します。
ホームジムで自分に適したバーベルを購入しようとしている人は参考にしてみてください。
Contents
バーベルとダンベルは何が違う?
バーベルとダンベルの違い
バーベルとダンベルは何が違うのか、解説していきます。
両手で扱うか片手で扱うか
バーベルとダンベルはそれぞれ長さや大きさが異なるため、バーベルは両手でトレーニングを、ダンベルは片手でトレーニングを行います。
両手で扱える分、バーベルは高重量を扱いやすく、逆にダンベルは高重量を扱いにくいことが特徴です。
自宅ジムで高重量をメインに行い、筋肉を大きくさせたい人はバーベルを選びましょう。
可動域の違い
トレーニングの可動域もそれぞれ異なります。
可動域が広いほど、筋肉が収縮するため筋肥大には有効とされています。
両手で支えるためバーベルは可動域が取りづらく、片手で支えるためダンベルは可動域を広く取れます。
胸の代表的な種目としてベンチプレスとダンベルプレスが挙げられますが、ダンベルプレスの方がより深く可動域をとることができます。
バーベルの特徴と種類
バーベルには3種類存在する
バーベルには3種類存在します。
ストレートタイプ
スポーツジムでよく見かけるタイプです。
バーベルベンチプレスやバーベルデッドリフトなど全身を鍛えるトレーニングで主に使用されます。
トレーニングによって持ち手が異なり、ベンチプレスの場合は肩幅の1.5倍、デッドリフトの場合は肩幅と同じくらいで持つよう推奨されています。
長さは120cm、160cm、180cm、200cmと多くの種類が存在し、長ければ多くの種類のトレーニングが可能で金額も5,000円〜14,000円と長さによって異なります。
種類豊富なトレーニングをしようと考えている人は200cmのバーベルを購入しましょう。
EZバータイプ
持ち手が波のようになっているバーベルがEZバータイプです。
少し角度をつけて持つことが特徴です。
長さは120cmが一般的で8,000円前後で購入が可能です。
バーベルカールなどの腕を鍛えるトレーニングの際に使用され、ストレートタイプよりも深く可動域がとれ筋肉に強い刺激を与えられます。
また、トレーニング動作で手首を返す必要がないため怪我のリスクも抑えられます。
トライセプスバータイプ
多くのスポーツジムでは見かけませんが、トライセプスバータイプのバーベルは自宅ジムトレーニーから高い評価を得ています。
長さは90cm、金額は8,000円前後となっています。
持ち手が地面に対して垂直となっており、フレンチプレスなど上腕三頭筋を集中的に鍛えられます。
腕の筋肉の7割が上腕三頭筋と言われているため、腕を鍛えたい人にトライセプスバータイプのバーベルはオススメです。
自宅ジムに最適なバーベルを選ぶ3つのポイント
持ちやすさで選ぶ
自宅で筋トレをする上で持ちやすさは必ず重視しましょう。
自分の手にフィットしたバーベルを使うことで狙っている筋肉を効率的に鍛えられます。
持ちやすさを軽視してしまうと不自然な状態でバーベルを握り、怪我につながる可能性もあります。
メーカーによっては展示会やショールームを開催しているので、足を運び実際のフィット感を体感してみましょう。
ブランドの実績で選ぶ
ブランドの実績を気にすることも大切です。
バーベルの販売実績を確認することで、安心感を持ってバーベルを購入することが可能です。
実績と言っても販売実績だけを見るのではなく、販売年数、どの層から購入されているのかさまざまな角度から実績を見る必要があります。
実績があるブランドはサイト内に実績を記載していることが多いので、気になっているバーベルがあれば自分の目で確かめましょう。
料金で選ぶ
自宅でトレーニングをしようと考えている人はなるべくコストを抑えて筋トレマシンを揃えようと考えていると思います。
ストレートタイプが14,000円前後、EZバータイプが8,000円前後、トライセプスバータイプが7,000円前後となっています。
多くのトレーニングメニューができるバーベルほど高めの料金設定となっております。
コストを抑えてトレーニングしたい場合はトライセプスバータイプを、種類豊富なトレーニングをしたい場合はストレートタイプのバーベルを選びましょう。
自宅でトレーニングするならこれ!オススメのバーベルのメーカー9選!
ストレートタイプ
ストレートタイプでオススメのバーベルのメーカーを紹介します。
American Barbell(アメリカンバーベル)
・多くのメーカーからOEMを依頼される高い技術力!
・怪我なく安全にトレーニングを行いたい人にオススメ!
American Barbellは40年以上の歴史があるフリーウェイト専門メーカーです。
世に出回っている多くのバーベルはAmerican Barbell製のもので、その技術が評価され多くのメーカーのOEM生産に携わっています。
American Barbellでオススメのバーベルが「オリンピックバーベル」です。
長さ170cm、重量が10kgとなっています。
繊細で手触りがよく、滑りにくいという特性を持っているため、怪我なく安全にトレーニングを行いたい方はAmerican Barbellを選びましょう。
IVANCO(イヴァンコ)
・ゴールドジムもIVANCOを採用!
・マシンに格好よさを求める人にオススメ!
IVANCOもフリーウェイト器具の老舗メーカーです。
50年以上の歴史があり、日本でもゴールドジムが採用しているなど多くのスポーツジムが導入しています。
IVANCOでオススメのバーベルが「スタンダードオリンピックバー」です。
長さ220cm、重量が20kgとなっています。
昔ながらのスチールプレートで、ハードコアな雰囲気があるためバーベルにかっこよさを求める人にとってIVANCOはオススメのメーカーです。
Eleiko(エレイコ)
・世界連盟公認のメーカー!
・高重量のトレーニングをしたい方にオススメ!
Eleikoはスウェーデンの老舗フリーウェイトメーカーで世界連盟の公認を受けた製品を販売していることで世界中から人気を集めています。
他社に比べてバーベルの精度が高く、耐久性に優れています。
Eleikoでオススメのバーベルが「ELEIKO トレーニング用バー」です。
長さは220cm、重量が20kgとなっています。
多くのスポーツジムに置いてあるストレートタイプのバーベルは20kgのため、普段からジムで筋トレしている人はEleikoを選びましょう。
EZバータイプ
EZバータイプでオススメのバーベルのメーカーを紹介します。
ZAOBA(ザオバ)
・国際パワーリフティング連盟のメーカー!
・初めて筋トレマシンを購入する人にオススメ!
ZAOBAは多くのジムの導入実績を持っているマシンメーカーです。
競技者視点でマシンを生産しており、バーベルやハーフラックなどの大型筋トレマシンは国際パワーリフティング連盟から公式認定器具にされるなどその品質が高く評価されています。
ZAOBAでオススメのバーベルが「アームカール シャフト BL-OAB」です。
長さ120cm、重量が10kgとなっています。
EZバーだけでなく、多くの筋トレマシンが高く評価されているためどのを購入したらいいか迷っている人にZAOBAはオススメです。
BODYMAKER(ボディメーカー)
・日本発祥のメーカーなので、日本人に適している!
・価格と品質の両方を大事にしたい人にオススメ!
BODYMAKERは日本発のメーカーで、日本人の骨格に適した筋トレマシンを提供することで有名です。
価格や品質も他のメーカーに比べて優れているため、多くのホームジムトレーニーがBODYMAKERの製品を購入しています。
BODYMAKERでオススメのバーベルが「EZバー BSEZ」となっています。
長さ120cm、重量が7kgとなっています。
期間によっては筋トレマシン半額キャンペーンをやっており、EZバーもコストを抑えて購入することが可能です。
ファイティングロード
・半額以下で購入できることも!
・ショールームを利用し実際に商品を使いたい人にオススメ!
ゼビオのグループ会社、クロステックスポーツ株式会社が運営しているトレーニング器具専門メーカーです。
他のメーカーと比べてコストの安さがウリで、マシンによっては半額以下で購入できるものもあります。
ファイティングロードでオススメのバーベルが「Wシャフト」です。
長さ120cm、重量が6kgとなっています。
また、筋トレメーカーでは珍しくショールームを開催しているので、実際にEZバーの使い心地を試してから購入したいという方は足を運んでみましょう。
トライセプスバータイプ
トライセプスバータイプでオススメのバーベルのメーカーを紹介します。
FitElite(フィットエリート)
・楽天ランキングで1位の実績あり!
・品質が保証された中でトレーニングしたい人にオススメ!
FitEliteは本社はアメリカに構えているマシンメーカーです。
ISO(国際標準化機構)による品質マネジメントシステムに関する規格を取得しており、高い品質を誇っています。
FitEliteでオススメのバーベルが「オリンピック トライセプスバー」です
長さ140cm、重量が12kgとなっています。
また、数多くのECサイトで販売しており楽天ランキング1位をとったことがある人気のバーベルです。
LEADING EDGE(リーディングエッジ)
・トレーニング動画やフォームの解説あり!
・1年間の無料保証の元でトレーニングしたい人にオススメ!!
LEADING EDGEは自宅ジムを作る方に人気のマシンメーカーです。
筋トレマシンを販売するだけでなく、トレーニングや正しいフォームを解説する動画を出しているなどコンテンツが盛りだくさんとなっています。
LEADING EDGEでオススメのバーベルが「LE-TB90」です。
長さ91cm、重量2.6㎏となっています。
プロトレーナー監修のものと製造されており、1年間の無料保証が付いているので安心しながらトレーニングをしたい人にオススメです。
IROTEC(アイロテック)
・フリーウェイトマシンで人気のメーカー
・3種類のバーベルそれぞれ欲しい人にオススメ!
IROTECは日本発祥のメーカーです。
株式会社スーパースポーツカンパニーが運営しており、多くの筋トレマシンを販売していることで有名です。
特にバーベルやダンベル、ベンチ台などの高重量を扱える筋トレマシンが人気です。
IROTECでオススメのバーベルは「レギュラートライセプスバー /径28mm」です。
長さ150cm、重量が13.0kgとなっています。
また、ストレートタイプ、EZバータイプでも多くのECサイトで上位表示されています。
コストを抑えたい方必見!バーベルをお得に購入する方法
中古サイトを利用する
中古サイトを利用することでお得にバーベルを購入することができます。
ReCyfit(リサイフィット)
ReCyfitは筋トレマシンの中古品と扱っている会社です。
株式会社Thinkフィットネスが運営し、フレームの清掃、傷の修復といった手厚いアフターフォローを受けることができることが特徴です。
大手メーカーの中古品を扱っており、通常の半額以下で筋トレマシンを購入することが可能です。
現在では中古のバーベルを見つけることができなかったため、入荷されるまで別の筋トレマシンを購入しトレーニングに励むことも1つの手です。
株式会社FLEX(フレックス)
FLEXは新品も取り扱っているため、多くの方から利用されています。
取り扱っている商品の種類はReCyfitよりも多く、国内において有数の保有量を誇っています。
IVANKOのEZバータイプのバーベルが11,000円前後で購入することが可能です。
バーベルは中古、その他の筋トレマシンは新品がいいという方にFLEXはオススメです。
マシンやさんグループ
マシンやさんグループは種類豊富な筋トレマシンが新品〜中古まで揃えています。
在庫処分キャンペーンや訳あり商品のアウトレット品を販売しているため、他の中古サイトよりもコストを抑えられます。
ストレートタイプのバーベルは16,000円前後で購入できます。
また、欲しい筋トレマシンをリクエストする問い合わせ機能が付いているため、多くのホームジムトレーニーから利用される中古サイトの1つです。
レンタルサイトを利用する
レンタルサイトを利用することでお得にバーベルを利用することができます。
GYM CLOUD(ジムクラウド)
GYM CLOUDはフィットネス機器を多く取り揃えており、圧倒的にコストを抑えてレンタルできるのが特徴でバーベルも190円からレンタルが可能です。
最短36ヶ月から〜60ヶ月の中で希望の期間中はレンタルすることができ、利用日数が長いほど1日あたりの料金を安く抑えられます。
ReCyfit(リサイフィット)
ReCyfitはレンタルサービスも充実しています。
1ヶ月からレンタルすることが可能ですが、レンタル短ければ短いほどレンタル料が高くなることに注意が必要です。
最初の1ヶ月のレンタル料は商品の35%で、3ヶ月以降は20%、6ヶ月以降は13%とどんどん安くなっていく仕組みです。
また、レンタルを終了する場合は1ヶ月前に連絡することを忘れないでおきましょう。
希望のバーベルがない場合は、気軽にお問い合わせをしてみてください。
バーベルと一緒に購入するべき必需品
プレート
筋肥大する上でプレートはマストアイテムです。
プレートを付けることで重量を変えられ、自分に適した重量でトレーニングすることが可能です。
バーベルとプレートは基本別売りとなっていることが多く、2.5kg〜25kgのプレートが販売されています。
まずは軽く筋トレしたい人は軽めのプレートを、高重量を扱ってトレーニングしたい人は25kgのプレートを購入するようにしましょう。
ストッパー
ストッパーは安全性を高めるために必要なトレーニング用品です。
付けることでトレーニング中にプレートが外れてしまい、床の損傷や怪我を防ぐ役割を果たします。
また、ストッパーはバーベルタイプ、EZバータイプ、トライセプスバータイプそれぞれのバーベルにつけることが可能です。
アジャスタブルベンチ
アジャスタブルベンチがあればトレーニングの種類を格段に増やせます。
ベンチ台には地面に並行なフラットタイプと角度を自由に変えられるアジャスタブルタイプがありますが、自宅でのトレーニングにはアジャスタブルタイプ一択です。
角度を45度にも-15度にすることができるため、それぞれの角度で異なる刺激を筋肉に与えられます。
フラットタイプよりもコストはかかりますが、アジャスタブルベンチバーベルと一緒に利用したいマシンの1つです。
マット
マットは床を強化するために必要です。
一般的な床の強度は180kg/㎡とされており、高重量でトレーニングしようとしている人は床が耐えきれない可能性が高くなります。
自宅で安全にトレーニングをするためにも床を強化し誤ってバーベルが落ちても問題ない万全の体制を整えましょう。
まとめ
本記事ではバーベルの種類やオススメのメーカー、バーベルの選び方を解説しました。
3種類のバーベルで行えるトレーニングはそれぞれ異なり、期待できる効果も変わってきます。
また、同じバーベルでも重量や長さはメーカーによって異なります。
理想の筋トレライフを過ごすためにも、自分にとって最適なバーベルを選びましょう。