ガレージも？ホームジムにかかる費用とコストを抑えるおすすめの方法！

ホームジム設置にかかる最低限の費用の内訳

ホームジムを作るには、まず何に費用がかかるのか、内訳を確認していきましょう。

筋トレマシン

効率的にトレーニングを行うためにも筋トレマシンの存在は欠かせません。
筋トレマシンの費用は大小異なり、例えば可変式のダンベルだと10,000円以内でも購入することができますが、パワーラックは100,000円前後の費用がかかります。
多くの筋トレマシンを導入するだけでなく、取り組めるトレーニングの種類、扱える重量によって金額も大きくなってくることに注意しましょう。

床を強化するためのマット

床へ何も敷かずにトレーニングに取り組むと「床が凹んだ」、「傷がついた」など管理会社とのトラブルの原因になりかねないため、マットを設置し床を強化する必要があります。
床への負担を防ぐとされているジョイントマットは楽天市場で3,000円前後で購入することが可能です。
また、2畳の部屋にジョイントマットは9枚必要とされているため、設置には30,000円前後はかかるという想定をしましょう。

トレーニングミラー

トレーニング中の動作が正しいのか確認するためにも、鏡は不可欠です。
トレーニングミラーの費用は大きさによって異なり、横90cm/縦180cmであれば30,000円前後、横120cm/縦180cmであれば100,000円前後で購入することができます。
基本的にトレーニングポジションの前と横にミラーを設置するため、購入するのであれば2枚以上(左右に欲しい場合は3枚)トレーニングミラーを導入することをおすすめします。

ガレージの場合はリフォーム代がかかることも

ホームジムを作ろうとする人の中にはガレージを所有している人もいると思います。
ガレージをリフォームしなければ筋トレマシン、マット、トレーニングミラーの3種類からコストはかかりますが、リフォームする場合天井板やエアコンの取り付け、電気配線の工事など多岐に渡り、最低でも50万円以上はかかります。
ガレージのリフォームには多額の費用がかかりますが、その広さゆえに導入できる筋トレマシンは無限にあり、自分が理想とするホームジムを作りやすいです。
どこをリフォームしたらいいのかガレージの状態を把握することで、無駄な費用を削減することができます。

10万円以内で作れる！？ホームジムにかかる費用

ホームジムを作るのにかかる費用は高いと思われがちですが、決してそんなことはありません。
購入するジム器具によってはホームジムにかかる費用を抑えることも可能なのです。

ホームジムは10万円以内でも作ることは可能

結論、ホームジムは10万円以内でも作成可能です。
パワーラックなどの大型の筋トレマシンは1台だけで10万円以上するケースもありますが、ダンベルなどの比較的小さい筋トレマシンは高くとも5万円台で購入することが可能です。

レベル別！おすすめのホームジム作成例と費用

ここからは、筋トレレベル別でおすすめのホームジムとかかる費用を紹介します。
自分のレベルに合わせたジム機器を購入しないと、購入してから後悔することになります。

筋トレ初心者

筋トレ初心者は簡単にトレーニング動作に取り組める筋トレマシンを選びましょう。
大型の筋トレマシンを購入して難易度の高いトレーニングをするより、基本となるトレーニングから身につけられる小型の筋トレマシンがおすすめです。
そのため、ホームジムに導入するのであれば「可変式ダンベル」と「アジャスタブルベンチ」の2つだけで十分トレーニング効果はあると言えるでしょう。
また、腹筋を鍛えたいということであれば手軽に取り組めるアブローラーもオススメの筋トレマシンの1つです。

可変式ダンベル	13,970円
アジャスタブルベンチ	10,780円
アブローラー	1,280円
マット9枚	27,000円
合計費用	53,030円

筋トレ中級者

ある程度マシンを使っているトレーニングしている筋トレ中級者は重量を扱え、トレーニングを豊富に行えるマシンを選びましょう。
正しいフォームを知った上で、重量を扱ったトレーニングを行うと筋肉に刺激を与えられ、効率的なボディメイクをすることができます。
筋トレ中級者にオススメのマシンが上記のマシンに加えて「パワーラック」がおすすめです。
フリーウェイトと呼ばれる自分の身体1つでマシンを支えるトレーニングをするため、身体のアウトラインに加えて体幹を鍛えられます。
また、パワーラックを購入する場合、プレートやバーベルがついていないこともあるためメーカーのHPを確認しながら購入する必要があります。

可変式ダンベル	13,970円
アジャスタブルベンチ	10,780円
マット9枚	27,000円
パワーラック	93,500円
バーベル＆プレートセット	49,500円
合計費用	194,750円

筋トレ上級者

パワーラックなどの大型の筋トレマシンを不自由なくトレーニングできるようになってきたら筋トレ上級者といってもいいでしょう。
筋トレ上級者にオススメなのが1台で何十種類ものトレーニングができる総合型筋トレマシンです。
ラットプルダウンマシンやケーブルマシン、スミスマシンなど複合型筋トレマシンとなっています。
フィットネスジムでは導入されていませんが、スペースが限られているパーソナルジムで導入されています。
パワーラック以上にコストはかかってしまいますが、自宅を本格的なホームジムにしたい方はパワーラックなどを購入せず、総合型筋トレマシンを購入しましょう。

可変式ダンベル	13,970円
アジャスタブルベンチ	10,780円
マット9枚	27,000円
総合型マシーン	449,800円
合計費用	501,550円

ホームジムにオススメのマシンとそれぞれの費用紹介！

ここからはレベルに合わせたオススメの筋トレマシンを費用と共に紹介していきます。

筋トレ初心者にオススメの筋トレマシン

筋トレ初心者にピッタリの筋トレマシンは以下の4つです。

可変式ダンベル

可変式ダンベルは重量が固定されているダンベルと異なり、自由に重量を変更できるダンベルのことを指します。
コストは楽天市場で7,780円〜から購入することができます。
トレーニングごとに重量を変更して行えるため、あらゆるトレーニングにおいて重宝されているマシンです。
どのマシンを購入したらいいのか迷っている人はまずは可変式ダンベルを選ぶといいでしょう。

アジャスタブルベンチ

アジャスタブルベンチは角度を上げることも下げることもできるマシンです。
コストは10.230円〜から購入することができます。
アジャスタブルベンチを使って重量を扱うトレーニングは行なえませんが、バーベルやダンベルといった小型の筋トレマシンからパワーラックやスミスマシンなどの大型の筋トレマシンでも使えるなど、幅広く使用されます。
何より、角度を15度ずつ変更できるためトレーニング幅が格段に増えるという点で初心者から上級者までおすすめできる筋トレマシンなのです。

バーベル

バーベルも扱うことが容易な筋トレマシンの1つです。
両端にプレートを装着するだけで重量を扱ったトレーニングが行えます。
また、バーベルは主に3種類。
ベンチプレスやスクワットなどで扱うストレートバーベル、上腕二頭筋や上腕三頭筋など腕を中心に鍛えられるEZバーベル、バーベルベントオーバーローなど背中を鍛えられるHEXバーベルがあります。
コストはそれぞれ、ストレートバーベルが7,980円〜、EZバーベルが4,950円〜、HEXバーベルが20,230円〜と値段も異なります。

アブローラー

アブローラーは誰でも簡単に腹筋を鍛えられるマシンです。
膝から動作を行う膝コロや全身を起こした状態から動作をおこなう立ちコロなど、初心者でも上級者でも腹筋に負荷をかけられるトレーニングが行なえます。
コストは1,215円〜から購入することができ、筋トレマシンの中でもかなりサイズとコストが抑えられるマシンなのです。

筋トレ中級者にオススメの筋トレマシン

続いて筋トレ中級者にオススメの筋トレマシン紹介します。

ハーフラック

ハーフラックは四方が支柱で囲まれていない筋トレマシンですが、高さや重量を自由に変えられる筋トレマシンです。
パワーラックよりも安全面では劣りますが、コストは安く楽天市場で最安24,980円〜で購入することができます。
サイズも比較的抑えられるため、トレーニングがスペースが限られているものの高重量のトレーニングを行いたい人にオススメのマシンです。

パワーラック

本格的にトレーニングをしたいのであれば、パワーラックは是が非でも抑えておきたいマシンの1つです。
フリーウェイトでトレーニングが行えるのはもちろんのこと、四方が支柱で囲まれているため、途中で重量に耐えきれなくなってしまってもバーベルを床に落とす心配がありません。
安全性に優れている分、ハーフラックよりも高く楽天市場で最安49,700円〜で購入することができます。

スミスマシン

スミスマシンは予め軌道が決まっているマシンです。
そのため、誤ったフォームでトレーニングすることがなく狙っている部位を集中的に鍛えることができます。
また、軌道のタイプはメーカーによってことなり、垂直に動くタイプもあれば斜め後ろに動くタイプもあります。
軌道が違えば、鍛えられる部位も異なってくるので購入前に軌道の動作確認はしておきましょう。
コストは141,900円〜から購入することができます。

筋トレ上級者にオススメの筋トレマシン

筋トレ上級者は以下の2つの筋トレマシンを紹介します。

ケーブルマシン

ケーブルマシンは高さ、重量、アタッチメント(器具)を自由に変えられることに加え、軌道も自分で決められる筋トレマシンです。
また、メーカーによってはマシン上部に持ち手がついており、懸垂やハンギングレッグレイズなどの自重トレーニングに取り組むことも可能です。
コストも高く、288,000円〜から購入することができます。
ケーブルマシンを購入するのであればアタッチメントの種類が豊富であればあるほど、ホームジムで取り組めるトレーニングの幅も広がります。

総合型マシン

先ほど紹介した総合型マシンはホームジムでオススメの筋トレマシンの中で最も高額です。
最も安くて495,000円で購入可能。
1台あれば他の筋トレマシンを購入する必要がないと言えるほどそのアメニティに優れています。

ガレージもホームジムに？かかる費用と実際に作成した人の紹介！

実はガレージでもホームジムは作れるのです。

費用

ガレージにホームジムを作る費用は10万円以下に抑えることも可能です。
ただ、この10万円以下というのはガレージの修理をしなかった場合です。
中にはガレージをスポーツジム並の設備にしようと工事も行い、総額600万円以上ものコストをかけてホームジムを作ったトレーニーもいます。

作成した人のブログ

ガレージをホームジムにした人を今回3名紹介します。

TETSUYAさん

TETSUYAさんはボディメイク大会出場経歴のある筋トレ上級者です。
注文住宅で1からホームジムを作成し、かかった費用の総額は650万円ほど。
内訳は以下となっています。

ガレージの工事	4,588,280円
筋トレマシーン	1,547,436円
鏡	80,000円
海外からの輸送費	231,000円
国内送料	80,886円
合計費用	6,589,602円

多くのマシンメーカーを比較検討し、マシンメーカーに一括見積りを依頼して、都度商品の確認を行っていたとのこと。
長い年月をかけて作成したガレージのホームジムはこちらとなっています。

海外フィットネス製品を調べるのが趣味ということもあり、かなり事細かにマシンについての詳細が述べられているので本格的にガレージでホームジムを作りたい人は参考にしてみましょう。

AG Diceさん

AG Diceはガレージにホームジムを20万円以下で作成しています。
Youtubeでガレージでの作り方や購入した商品について述べています。
また、6畳というガレージの中でも限られたスペースでホームジムを作成したため、コンパクトに作りたい人におすすめです。

ガレージジムchさん

ガレージジムchさんは総額2,252,000円でガレージにホームジムを作成しています。
筋トレマシンに加えて、TVや鏡、サンドバックなどフィットネスジムのような中身にしており、さらにはランニングマシンやバイクなどの有酸素マシンも購入しています。
アイテムだけで16もの商品を購入しているので、多くの商品の購入を検討している人は是非参考にしてください。

費用の無駄？ホームジムはいらない？後悔しないために準備すること

床の強化

ホームジムを作る際は必ず床は強化しなければいけません。
建築法により床の耐久度は180kg/㎡以上と定められており、場合によってはトレーニングを行うと床が抜けてしまうことはないものの、床が凹む、傷ついてしまうなどの事象が起こってしまいます。
安全にホームジムでトレーニングを行うためにもジョイントマットなどを購入するなど、マシンを設置する前にトレーニングスペースには必ず床対策は行いましょう。

マシン、部屋のサイズの確認

購入を検討しているマシンと部屋のサイズを確認しなければ、設置できない、設置できても余裕のあるスペースでトレーニングできないといったことがありえます。
マシンのサイズはメーカーのHPに記載してありますが、部屋のサイズはメジャーを使って図る、またパワーラックなどの大型の筋トレマシンを購入する場合は脚立などを使用し部屋全体のスペースを把握してからマシンを購入しましょう。

当初のコストと購入コストにずれはないか

想定していたコストより高くなってしまい、結果ホームジムを諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。
あのマシンもこのマシンも良いとなってしまうと採算が合わず、理想のホームジムを作ることも難しくなります。
想定していたコストを超えないようにするためにも、マシンをお得に購入する方法はないか調べることや自分の中でマシンを購入する一定の基準を設けるなどしましょう。

初期費用をかけてでもホームジムを作るメリット！

スポーツジムに通うよりもランニングコストを抑えられる！

初期投資に費用はかかってしまうものの、ホームジムはスポーツジムに比べてランニングコストを抑えられます。
多くのスポーツジムは月々8,000円前後で通えますが、ホームジムは最初に必要な器具さえ揃えてしまえば、その後は月額0円で運用することも夢ではありません。
メンテナンスが必要なマシンもありますが、5年10年と長い期間使うことを考えるとスポーツジムよりもお得にトレーニングできると言えるでしょう。

自分の好きなマシンをいつでも使える！

「パワーラックを使いたいけれど、混みすぎてて使えない…」
ジムが混雑しており、使いたいマシンが使えなかった経験はありませんか？
ホームジムではこのような不便は一切ありません。
自分1人でマシンを占領できるため、普段好んで使っているマシンを満足がいくまで使用できます。
トレーニングスペースが許す限り、お気に入りの筋トレマシンをホームジムに導入できることもホームジムを作るメリットの1つです。

筋トレマシンを安く買うためには？メーカーから中古サイトまで紹介！

筋トレマシンを購入するなら、費用を抑えて購入したいですよね。
レンタルサイトや中古サイトを利用することで、通常よりも費用を安くすることができます。

中古サイトは新品同様の商品を半額以下で購入できることもある

中古サイトを利用することで品質が高い商品を半額以下で購入できることもあります。
また、中古サイトは商品を買ってもらおうと、商品の情報を詳細に記載しているため、手元にどんな状態で商品が届くのかイメージすることができます。
コストと商品の状態を照らし合わせて、理想の筋トレマシンを購入しましょう。

レンタルサイトは長期でも短期でも利用が可能

筋トレマシンを購入するのではなくレンタルをすることで余計なコストを抑えることができます。
レンタルサイトの多くは最低利用月数が決められており、レンタルする月数が短いほど1ヶ月当たりのコストが高くなります。
使える期間は決まってしまうものの、レンタルを利用することで商品の使用感を確かめられることやお試しでホームジムでトレーニングできることがメリットとして挙げられます。
オススメのレンタルサイトはGYM CLOUD(ジムクラウド)です。

GYM CLOUD(ジムクラウド)

GYM CLOUDはホームジムを作りたい方に向けて格安でトレーニングマシンをレンタルできるサイトです。
取り扱いメーカー、商品数などトレーニング機器のサブスクの中でそれぞれ1位を獲得しています。
商品の検索も、商品マシンごとやブランドごとどの部位を鍛えたいかで調べられるなど柔軟に検索することが可能。
ベンチプレスマシンが2,180円でレンタルすることができるので、是非とも抑えておきたいレンタルサイトの1つです。
※60ヶ月プランの場合

メーカーで一括見積りを行う

筋トレマシンを販売しているメーカーの殆どはホームジム作成も請け負っています。
一括で見積もりすることにより、自分でマシンを選ぶ面倒が省けることに加え、送料が無料になる、マシンの搬入・組み立てもしてくれる、自分に適したマシンを選んでくれるなど多くの特典がついてきます。
また、自分が気になっている商品の検品チェックも場合によっては行ってくれるサービスなども行っています。

R incはホームジムの費用を抑えるのにピッタリ！

ホームジム作成を請け負っているR incはコストを抑えたい人にぴったりです。
多くの導入実績もあり、ホームジムのみならずパーソナルジムからも依頼されるほどその品質は確かなものです。

他社マシンよりも費用が1/2！

R incで取り扱っているマシンの一部のコストは他社の商品の1/2に抑えることもできます。

予算に合わせてなるべくコストを抑えて、マシンを提供しています。
マシンの種類も200種類以上用意しており、自分の体格に適したマシンを探すことも可能です。

広さに合ったマシンを紹介！

R incは専属のプロが物件に合わせてオススメのマシンを紹介してくれます。
1人でマシンを選ぶとなると実際に搬入したとき思っているよりもマシンが大きかったということがありえますが、専属のプロが自社商品を管理しているため、サイズが大きすぎてマシンを取り替えるという事態を避けることができます。
快適なホームジム環境を過ごすためにもマシンの選定は　R incへ依頼しましょう。

マシンの運搬から設置まで一貫して担当！

ホームジムの作成で面倒な運搬や設置もR incは全て担当します。
プロが組み立てるため、搬入の際によくある壁に傷がつく、マシンを落としてしまい床がへこんでしまうなどの事象を避けることができます。
また、筋トレ部屋のベストな位置にマシンを設置してくれることもホームジムを運営していく上で嬉しいポイントの1つです。

まとめ

本記事ではホームジムにかかる費用について解説しました。
ホームジムの費用は筋トレマシンや使用するスペースによって変動し、ホームジムに100万円以上かけているトレーニーも中には存在します。
自分好みのホームジムにするには多少の費用はかかりますが、一目を気にせずにトレーニングに取り組めるといった最大の魅力があります。
快適に過ごすためにもパワーラックはレンタル、ベンチ台は新品など工夫を施しホームジムを作成しましょう。