スポーツジムの多くにパワーラックが置かれているように、筋トレマシーンの中でも最も人気のマシーンの1つです。
パワーラックを使用することで多くのメリットが得られるため、ホームジムにパワーラックを導入しようと考えている人は多いと思います。
そこで本記事ではパワーラックを購入しようとしている人に向けてオススメのメーカーや選ぶ際のポイント、実際に使用した人の声を紹介します。
ホームジムで自分に適したパワーラックを導入したい方は参考にしてください。
Contents
パワーラックがホームジムにオススメな理由
トレーニングの幅が広がる
メリットの1つは圧倒的にトレーニングの幅が広がるということです。
パワーラックを導入することで「BIG3」と呼ばれるベンチプレス・スクワット・デットリフトができるのはもちろんのこと、ベンチ台の角度を30度などに調整すれば、インクラインベンチプレスなど筋肉に与える刺激を変えることができます。
BIG3などの主要な種目以外でも、ベンチ台の角度を90度にすればショルダープレスができるので、トレーニングの自由度は高くなります。
チェストプレスなどの1つの部位しか鍛えられないマシーンと比べ、パワーラックは上記のように多くの種目を鍛えることができるマシーンのため、ホームジムのトレーニングを充実させると言われています。
自由に重量を設定できる
ダンベルと異なり自由に重量を変えることができるのも、パワーラックの強みの1つです。
パワーラックでは最大200kg近くまで重量を扱え、筋肥大する上でに必要とされている適切な負荷を筋肉に与えることができます。
プレートも2.5kg、5kg、10kg、15kg、20kg、25kgと幅広くあるため、自分の力量に応じて簡単に重量を変えられます。
パワーラックを使うことでホームジムでも簡単に筋肉に負荷をかけることが可能となります。
パワーラックのオススメメーカー
ホームジムにパワーラックを導入するメリットを説明しました。
パワーラックを使うとトレーニングの幅は広がりますが、セーフティーバーの位置などメーカーによってパワーラックの細かな違いがあります。
そこで、メーカーごとの違いを把握するために、ホームジムにオススメのパワーラックのメーカーを紹介します。
タフスタッフ
1つ目のオススメのメーカーはアメリカの人気マシン器具メーカーのタフスタッフで、シルバーを貴重とした器具が特徴です。
世界中のマシンメーカーの中でもトップクラスの知名度を誇っており、世界を代表するメーカーと言っても過言ではありません。
高品質さが売りの商品で、日本のパーソナル業界を牽引するRIZAPもその高品質さを評価し、導入しています。
タフスタッフでオススメのパワーラックは「タフスタッフ CPR-265」で、大きさは奥145×幅130×高213cmで金額は203,500円(税込)となっています。
どのパワーラックを買ったらいいか迷っている方は、タフスタッフをまずは検討するようにしましょう。
・色はシルバー
・世界で最も有名なメーカー。RIZAPも導入
・高品質さがピカイチ
・タフスタッフ CPR-265の大きさは奥145×幅130×高213cmで203,500円(税込)
パワーテック
パワーテックはホームジムに特化したアメリカのトレーニング用品メーカーで、商品の色が黄色と黒の2色で統一されていることが特徴のメーカーです。
人気お笑い芸人のコアラ小嵐さんもパワーテックのパワーラックを購入し、ホームジムでトレーニングを行っています。
パワーテックの中でもオススメのパワーラックは「パワーテック WB-PR19」で、奥129×幅127×高210cmの大きさとなっています。
商品の特徴としては、その安全性の高さ。
商品それぞれのフレームが強固となっているため、世界中の多くの人が使用し続けています。
・黄色と黒の2色で統一されている
・人気お笑い芸人も使用
・パワーテック WB-PR19の大きさは、奥129×幅127×高210cmで143,000円(税込)
・安全性の高さが人気
アイロテック
3つ目にオススメのメーカーがアイロテックです。
「世界と戦える強靭な精神と肉体の創造を目指す」ということを理念とし、赤と黒の2色で統一されていることが特徴です。
コストパフォーマンスの良さが評判で、多くのスポーツジムやパーソナルジムで愛用されています。
アイロテックでオススメのパワーラックは「アイロテック HPM」で奥116×幅134×高201cmの大きさを誇っています。
耐荷重が450kgでディップスバーが搭載されているので、懸垂などの自重トレーニングもできることが特徴の1つです。
・赤色と黒の2色で統一されている
・アイロテック HPMの大きさは、奥129×幅127×高210cmで93,500円(税込)
・コスパの良さ
・懸垂などの自重トレーニングができる
BODYMAKER
BODYMAKERは日本発の総合スポーツメーカーで、黒とシルバーを基調としているマシーンが多くあります。
ボディメーカーは日本企業であり日本人の骨格に合わせたマシンを設計しているため、鍛えたい部位を狙ってトレーニングをすることが可能です。
BODYMAKERでオススメのパワーラックは「マルチラック2 ブラック×イエロー TM085BKYE」で、大きさは奥58cm×幅111~181cm×高さ171cmとなっています。
通常のパワーラックは横幅が調整できないものが多いですが、BODYMAKERのパワーラックは横幅も調整できます。
ベンチプレスの手幅の位置を広くすることができるため、ストレスなくトレーニングできることがBODYMAKERの強みの1つです。
・黒とシルバーの2色を基調としている
・日本人の骨格に合わせたマシンを設計
・マルチラック2 ブラック×イエロー TM085BKYEの大きさは、奥58cm×幅111~181cm×高さ171cmで29,990円(税込)
・パワーラックでは珍しい横幅を調整できる
パワーラックを購入する場合はベンチ台やプレート、バーベルシャフトは別売りとなっていることが多いので注意が必要です。
パワーラックを選ぶ際のポイント
サイズ感
一番大事なポイントがサイズ感です。
パワーラックのサイズは奥100cm、横幅110cm、高さ170cm以上のものがほとんどです。
サイズを考えずに購入してしまうと、最悪の場合家のサイズに合わず組み立てられないということが起きてしまいます。
また、部屋に入ったとしてもパワーラックの両端に余裕がなければ、プレートの着脱に時間がかかります。
快適なトレーニング時間を過ごすためにも、購入を検討しているパワーラックの大きさはもちろん、部屋の大きさをメジャーや脚立で測っておきましょう。
床の耐久重量
サイズ感と同じく、重要なポイントが床の耐久重量です。
家や建物には必ず「この床は何kgまでの重さに耐えられる」という耐久重量が存在します。
床の強度は家の構造によって異なりますが、木造建築の場合は180kg/㎡とされています。
もし、床の耐久重量を確認せずパワーラックで重量を扱ったトレーニングをすると、床が凹んだり、抜けてしまう可能性があります。
正確な床の強度を把握するためにも、管理会社や建築会社に床の強度を確認し、パワーラックが置けるかどうかの判断をしましょう。
また、器具の下に敷くマットを購入すると床の強度を上げることができます。
セーフティバーの位置
パワーラックを購入する前に、必ずセーフティーバーの位置を確認しましょう。
パワーラックには必ずセーフティバーがついています。
メーカーによってパワーラックのセーフティバーの位置は微妙に異なり、位置によって筋肉に与える刺激も変わってきます。
セーフティバーの位置が異なるとベンチプレスであれば胸までつけることができない、スクワットであれば深くしゃがむことができないなど、最大限筋トレの効果を発揮できないケースが発生します。
実際に使用してみてからパワーラックを購入したいという方のために、展示会を開いているメーカーもあるので使用感が気になる方は自分の目でパワーラックを確かめてみましょう。
価格
価格帯も購入する際のポイントです。
平均相場としては100,000円ほどですが、中には35,000円という安さで購入できるパワーラックもあれば、500,000円以上するパワーラックもあります。
品質やパワーラックについているアメニティが豊富であれば、長く使うことができトレーニングの幅も広がりますが、その分コストがかかります。
お得にパワーラックを購入する方法
ホームジムでトレーニングしようとしている方の中で、なるべくコストを抑えてパワーラックを購入しようとしている人は多いと思います。
あらゆる購入方法がある中でも、パワーラックをお得に購入できる方法を2つ紹介します。
中古サイト
1つ目のお得に購入する方法がヤフーオークションやジモティーなどの中古サイトを利用することです。
中古サイトでは相場の半額以下で商品が販売されていることが多いので、コストを抑えて購入することができます。
もちろん、中古品であるため新品同様のクオリティを求めることは厳しいですが、パワーラックを安く買いたい人にとって中古サイトを使うことはオススメの手段です。
また、出品者は家庭や仕事の事情で必要なくなったという方が多く、「商品を処分したい」という気持ちに加えて、「パワーラックを買って欲しい」という思いで、かなり詳細に商品の状態を記載しています。
「何年使用したか」、「商品に欠損部分はあるか」など購入を検討している人が気になる箇所を重点的に書いているため、商品到着後の状態をある程度イメージできることもメリットの1つです。
ECモールイベント時に購入する
パワーラックの購入を検討している人は必ず楽天スーパーセールやAmazonブラックフライデー、PayPayモールなどECサイトの大型イベントはチェックしましょう。
通常期間で販売されている値段よりも安く、かつサイトによってはポイントを多く貯めることができます。
上記3つのECサイトはお買い物マラソンなど、定期的にイベントを開いていますが、年に数回だけEC独自の超大型イベントを開催しています。
イベントを機に購入するユーザー数は多いため、ECサイトに出店している店舗も商品の値段やポイントの倍率を通常よりもお得に設定します。
年に数回しか開催されない分、金額を安く、ポイントを多く付与されるチャンスなのでチャンスなのでこの機会を逃さずにパワーラックを購入するようにしましょう。
ホームジムでパワーラックを導入した人のリアルな声
最後に、ホームジムでパワーラックを導入した人の声を集めました。
ポジティブな声とネガティブな声どちらもありますので導入をする前に参考にしてください。
評価が高い声
・家ではオーバースペックかと思いましたがコンパクトに高さ替えできるので狭い部屋では便利。
・ディップスアタッチメント、バーベルクラッチが一組ずつ。バーベルクラッチは追加しかなり追い込めそう。
・ほぼ正方形4.5畳の狭い部屋で使ってますが、大きさは問題なし!
・値段の割りに大変良い。安定感抜群。
組み立てに苦労はしているものの、その後のトレーニングは不便なくトレーニングができている口コミが多い印象でした。
評価が低い声
・大柄な人はベンチプレスの手幅がギリギリになる。プレートとラックが接触しそうになる。
・想像より場所を取る。自宅のみでトレーニングを完結させるのは難しい。引っ越しが大変。
・脱落の危険があり、高重量のトレーニングの際、重大な事故に繋がりかねないため、あまり他の人には勧められない。
パワーラックが部屋の大部分を取ってしまうことに不満を感じている印象を受けました。
また、周囲に人がいるスポーツジムと異なり、ホームジムは周りに人がいない分、安全には一層注意しなければいけません。
まとめ
パワーラックの購入を検討している方に向けて、パワーラックのメリットから実際に購入した人の声まで紹介しました。
メーカーでもパワーラックに微妙な違いが存在します。
決して安くはない買い物ですが、より筋トレライフを充実させるために自分にピッタリなパワーラックの購入を検討してみてはいかがでしょうか。