痩せにくい時期に頑張るより、痩せにくい時期に頑張るほうが、結果も得られやすいはず。女性ならではの生理周期を味方につけて、ダイエットに活かしていきましょう。
ダイエットに関係する女性ホルモン
女性ホルモンは、女性特有の体格や肌・髪の潤いを保つ働きをもつ一方で、妊娠するために欠かせない働きを持っています。毎月、一定の周期で分泌されるホルモンの種類は大きくわけて2つあり、どちらもダイエットにおいて大きな影響力をもっています。
エストロゲン(卵胞ホルモン)
卵胞期に増えるエストロゲンは、女性の魅力を高めてくれる作用があると言われています。肌や髪を潤い、つややかにしてくれるだけでなく、自律神経を安定させてくれる作用があるので、エストロゲンが増える卵胞期は代謝がよく、気持ちが穏やかに、身体は軽やかに感じやすいようです。
プロゲステロン(黄体ホルモン)
黄体期に増えるプロゲステロンは、不快な症状をだす作用があるようです。
例えば、いらいらしたり憂鬱になったり。甘い物をほしくなったりすることもあり、ダイエットしている人にとっては強敵といえるでしょう。
また、黄体期では身体に水分をためこむ傾向にあるため、むくみを感じやすくなります。
ダイエットに最適な時期とは?
これら女性ホルモンの分泌サイクルは生理周期とあわせて確認することができます。
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生理周期と女性ホルモン
生理期:生理開始の1日目からおよそ1週間はエストロゲン、プロゲステロンの量はともに一定です。
卵胞期:生理終了後から排卵にかけて、エストロゲンの分泌量が増加します。
排卵期:排卵日の前後3-5日間はプロゲステロンの分泌量が増加します。
黄体期:排卵後から次の生理まで、エストロゲンの分泌量は低下します。
生理終了後がダイエット頑張りどき
つまりダイエットに最適な時期は、エストロゲンが増えることで自律神経が安定し代謝もよくなると言われている、生理終わりからの約2週間。もちろん個人差はありますが、この時期は前向きな気持ちで取り組むことができ、代謝もよくなるため効率的にダイエットの結果が得られやすいようです。
〇〇時期はダイエットも休憩
一方で、どんなに頑張っても効果が得られにくい時期があります。
それはプロゲステロンの量が増える生理前の黄体期です。
黄体期の身体は水分を貯めやすく、いくら気をつけていても体重は増えやすくなってしまいます。この時期に体重が増えたとしても、焦りは禁物。体重が減らないことを気にしてイライラしてしまうより、この時期を乗り越えると痩せやすい時期が来ることを理解して、焦らずに過ごしましょう。
黄体期の過ごし方
体重を測る頻度を減らし、体調に気を使いましょう。
疲れを感じたら休む、イライラしたらリラックスする。無理にダイエットしてしまうとストレスとなって、暴食やリバウンドにつながってしまいがちです。この時期はストレッチなどの軽い運動や、むくみケアに取り組むことをおすすめします。海藻類やほうれん草、小松菜などカリウムを多く含む食事を心がけると、カリウムの利尿作用、塩分排出作用で、むくみ防止の効果が期待できますよ。
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「運動」と一言でい
いかがでしたか?
ダイエットをする上で、特に女性は自分の身体のリズムを知ることはとっても大切。自律神経が安定しやすい卵胞期にはしっかり頑張って、不安定になりがちな黄体期にはゆっくり休む。このリズムはダイエット以外においても役立ちます。自分の生理周期もなんとなく理解して、このリズムを意識しながら上手にダイエットできると良いですよね。
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