短期間で増えた体重は短期間で戻せるって本当?
短期間でも長期間でも増えた体重や体脂肪は、そう簡単には落とせないと思っている方も多いと思います。確かに、一旦甘やかしてしまった身体を放置してしまえば、簡単に身体を元に戻すことは簡単ではありません。どれだけ早く体型の変化に気付けるか、そして見てみぬふりをせずに、行動に移せるかで今後の体型を大きく左右するのです。
では、どうして、すぐに行動に移すことで元に体型に近づけるのでしょうか?
なぜ2週間なのか?
なぜ、2週間という期間を設定しているかと言えば、集中力やモチベーションを維持したまま取り組むことができる期間だからです。
ダイエットを長期間行えば、誰しも必ず「停滞期」と呼ばれる期間がやってきます。
停滞期とは、体重が減り身体が痩せてくることで、人間の脳は生命を維持するために、消費量を少なくしてこれ以上痩せないように働きます。
例え、少ないカロリーの食べ物でも、エネルギーを身体に蓄えようと、脳から身体へ指令が行き、栄養の吸収率を上げようとするので、ダイエットをしても、なかなか体重が減らなくなってしまうのです。
これまでダイエットに取り組んできた人の中には、この停滞期が原因でモチベーションが下がり、ダイエットを諦めてしまった経験がある人も多いかと思います。
個人差はありますが、一般的に停滞期が起こり始める期間は、2週間頃からと言われています。これは、ダイエットが順調だからなのですが、もったいないことに、ここで心が折れてしまう人が多いのです。
そこで、その停滞期を打破する秘策が「2週間ダイエット」なのです。2週間ダイエットは、停滞期が始まる前にダイエットを終わらせることができるのがメリットです。
ゴールが決められたダイエットによって、モチベーションを高く持ち続けることができ、停滞期前の順調な体型や体重の変化を実感することができるので、長期間のダイエットよりストレスを軽減させることができるのもおすすめの1つです。
ゴールデンウイークや夏休みなど、1年を通して比較的長いお休みは、年末年始だけではないはずです。では、なぜ正月は太りやすいのでしょうか?
正月太りの原因
クリスマスや忘年会などのイベントで外食が続いたり、年始は家族や親戚たちの集まりで、おせち料理をつまみにお昼からお酒を飲むのが恒例となっている人もいるでしょう。
年末年始は、飲み会や会食などが多く、飲食を楽しむ機会が増えるため、どうしても食べ過ぎてしまいます。
クリスマスには、ケーキやお肉、お正月には、お餅やおせち料理、そして、それに合わせてジュースやアルコール。摂取量だけでなく、高カロリーな料理が多いことも太ってしまう原因だと言えます。
さらに、飲み会が多くなれば、それだけおつまみによって、塩分を過剰に摂取してしまっていることが考えられます。塩分が原因で、身体の中に余分な水分が蓄積されて、むくみを引き起こし、顔や身体全体が水分で膨れて見えてしまうこともあります。
また、お正月のこの寒い季節は、外で運動をするのが億劫になってしまうので、運動不足で代謝も落ちてしまい、皮下脂肪を溜めやすい身体になると言われています。
こういった、さまざまな原因が相乗効果となり、正月太りを引き起こしてしまうのです。
「もう食べすぎてしまったから仕方ない」と諦めるのは、まだ早いかもしれません。
今からでも間に合う、対策をご紹介します。
休み明けの今から対策を
正月太りの原因が、高いカロリーの物の食べすぎや飲みすぎ、塩分の過剰摂取によるむくみ、そして寒さからくる運動不足だということが分かりました。この休み期間中の甘やかしてしまった身体には、さっそく今から「2週間ダイエット」にチャレンジして、脂肪が定着する前に、早く極力元の身体に戻していくことが大切です。
あわせて読みたい 忘年会後のケアが大切!食べ過ぎてしまった年末の身体をリセットしたい人向けダイエット法まとめ 12月に入ったら、忘年会やクリスマスなどで飲み会やパーティーが多い時期に突入です。 これまで順調にダイエットができていても、この年2週間ダイエットLet’s Try
お待たせいたしました!それでは、2週間ダイエットのルールと方法をご紹介いたします。
通常の長期的なダイエットよりは、少しハードなプログラムになるので、無理をせず行ってください。
短期集中ダイエットのやり方
始める前に、より効果をアップさせるための方法をご説明します。
夜だけ食事制限
夜の摂取カロリーをいつもより抑えることで、オーバーしてしまったカロリーを調整していきます。食事制限といっても「なにも食べずに寝る」というわけではありません。
サラダや置き換えダイエットで、糖質を制限するだけでOKです。
筋肉を落とさないためのトレーニング
食事制限だけでは、筋肉もいっしょに落ちてしまうので、メリハリのある美しい身体を手に入れることはできません。寒い季節、ましてや休み明けに外でジョギングは、ハードルが高いですよね。自宅でできる筋トレで基礎代謝を上げて痩せやすい身体をつくりましょう。
あわせて読みたい
迷ったらこれ!ダイエット動画まとめ決定版【ダイエット初心者女子編】
「自宅でできる簡単なストレッチの方法が知りたい」
「スキマ時間を有効活用したい」
そんな風に思っても、数ある動画の中から、
睡眠時間を見直す
2週間ダイエットに限らず、早く寝ることはダイエットを成功させる鍵となります。
寝ている間に成長ホルモンが分泌することで、代謝あげて脂肪を燃焼してくれる効果が期待できるからです。
寝ることも大切なダイエットの1つとして考えて、最低でも7時間程度は寝るように心掛けると良いでしょう。
【曜日別】この食事&トレーニングメニューで2週間を乗り切ろう!
では、具体的にどのようなダイエット内容で、2週間ダイエットにチャレンジしたら良いのかお悩みの方に、Getfitがおすすめする曜日別のダイエットプログラムをご紹介します。
また、このプログラムに自分に合ったダイエット要素を加えて、オリジナルトレーニングメニューを作ってみるのも良いでしょう!是非、ダイエットに困ったときに参考にしていただければと思います。
朝昼は、自由に好きなものを食べてストレスを溜めないようにするのがポイントです!
しかし、あくまでダイエット中ですので、高カロリーメニューはできるだけ避けて、食べすぎないように腹八分目を心掛けましょう。
月曜日
夕飯:こんにゃく麻婆豆腐
トレーニング:スクワット
火曜日
夕飯:野菜たっぷりコンソメスープ
トレーニング:レッグレイズ
水曜日
夕飯:春雨のレモンスープ
トレーニング:フロントブリッジ
木曜日
夕飯:豆腐と野菜の鶏だんごスープ
トレーニング:バックエクステンション
金曜日
夕飯:おかゆ
トレーニング:プッシュアップ
あわせて読みたい 今話題のオンラインパーソナルトレーニングとは?おすすめサービスもご紹介!「外出自粛がずっと続いていて辛い。身体を動かしたくて悶々としているけど、ジムも公園も閉鎖しているしなあ」 「家にずっといるばかりで生活習慣土曜日
夕飯:豆腐と納豆のヘルシーグラタン
トレーニング: スタンディング・クロスクランチ
日曜日
夕飯:しょうが鍋
トレーニング:体幹トレーニング
いつも通りの生活に2週間だけ、低カロリーの夕飯とトレーニングを加えるだけの2週間ダイエット。
摂り過ぎてしまったカロリーをしっかり調整して、今までの身体のリズムを取り戻していきましょう。
あわせて読みたい
寝ながらできる!気軽に取り入れられる股関節ストレッチの効果やメニューを紹介実は下半身太りと大いに関係している股関節。
日常のちょっとしたくせが積み重なると歪んでしまい、あらゆる悪影響を及ぼしてしまいます。
そこ
まとめ
いかがでしたか?お正月太りを解消するには、早めに対策を取ることと、短期間集中してダイエットに取り組むことが大切だということがわかりました。目標体重を設定して減量に励むことも重要ですが、それでは「停滞期」の期間中はモチベーションが下がってしまう可能性があります。2週間という期間を設けることで、それまでの間にどれだけ結果を残すことができるのか、そして「停滞期」が訪れる前にどれだけ体型を戻すことができるのか、短期間のダイエットチャレンジは、やる気を引き起こしてくれるでしょう。
是非、みなさんもこの記事で紹介した、ダイエットプログラムを参考にして、休み前の体型に戻れるよう挑戦してみてください。