毎年冬になると体重が増えて困ってしまうなんてお悩みを持つ人も多いと思います。今回は冬太りしてしまう前の対策として、今秋から気を付けておきたいポイントをご紹介します。
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秋に食欲が増すワケ
秋に食欲が増す原因はいくつか考えられます。
旬の食材が多い
「食欲の秋」「味覚の秋」とも呼ばれるほど、海の幸、山の幸と旬の食材が多く採れる季節です。
テレビ番組や雑誌でもグルメ情報を多く特集するなど、自然と食べ物を目にする機会が増えてしまうことが考えられます。
夏バテが解消される
涼しく過ごしやすい気候となった秋は、猛暑で夏バテしていた不健康な状態から元に戻そうとするため、通常の食欲へと回復させようとする作用が働きます。そのため、食欲が増したように感じてしまうのです。
冬に向けて脂肪を蓄える
動物は本能的に冬を越すため、多くの栄養を体内へ取り込み栄養を蓄積しようとします。
人間も同様に寒くなると脂肪を溜め込み、冬を越す準備を始めます。
セロトニンが関係している
精神の安定や食欲の調整機能を司るセロトニンは、日照時間が短くなる秋から冬に向けてその分泌量が減少する傾向があり、これが原因で食欲が増すと言われています。
つまり、日光に当たっている時間が短ければ短いほど、セロトニンの分泌をたくさん食べたり眠ったりしてしまうのです。精神の安定を保とうとすればするほど、食欲も増していくようです。
ちょっと意識するだけ!秋の食欲対策
少し食べ方を意識するだけで、太りづらい身体を手に入れることができます。
それを習慣化させることで、ストレスなく自然と痩せられる体質をつくっていきましょう。
「口が寂しい」は危険!
テレビやグルメサイトで視覚による刺激によって空腹と勘違いし、つい食べてしまう。
お腹はそこまで空いていないのに食べてしまう、この「つい・・・」には十分に注意しましょう。
水やお茶を飲み、本当に食べたいのかを一旦考えてから食べ物を口にするようにしてください。
口が寂しくなったときは意識を別に逸らすことも大事です。
また、なるべくダイエット中は、そういったグルメ情報はシャットダウンしてしまうという方法もいいかもしれませんね。
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ツラい空腹を
食べる順番を意識する
食物繊維が豊富な野菜や海藻類を先に食べることでお腹を膨らみ、先に満腹感を得られます。また、急に炭水化物やおかずを食べてしまうと、肥満を招くインスリンを大量に分泌させてしまいます。急激な血糖値の上昇を避けるには、低カロリーの野菜や海藻からよく噛んでゆっくり食べるよう心掛けましょう。
よく噛んで食べられるよう工夫する
時間をかけてしっかり噛んで食べることにより、少しの量でも満腹感を得られますよね。
しかし、食べやすい物を一生懸命、時間をかけて食べるのは案外とても難しいです。
特にお腹が減っていたら、尚更、苦痛に感じてしまいます。
そこで、よく噛んで食べられるよう、歯ごたえのあるものを料理に加えたり、食材を大きくカットしてみてください。
無理なく自然と噛んで食べられるようになるので、とてもオススメです。
このように、ちょっとした意識と工夫で、少しずつ太りづらい体質に改善していきましょう。
それってホント!?「秋痩せ」とは
「食欲の秋」という言葉が独り歩きしてしまい、秋は太ってしまうイメージがありますよね?ですがそれは大間違いです。
秋から冬は外の気温が低下し、体温が下がるため、体温を通常通り保とうとエネルギーを消費します。つまりエネルギーを使うということは、代謝UPにつながり、効率よくダイエットができるというワケなのです。
「食欲の秋」だけではなく「スポーツの秋」と呼ばれる理由がここで明らかになりましたね。
他にも、季節が穏やかになることでリラックス効果が生まれ、「副交感神経」が高まり、精神が安定する作用があります。
秋痩せの理由をまとめると以下のようになります。
秋痩せする理由
●外で運動しやすい気候になるから
●外が寒くなるにつれて、低下する体温を保とうと脂肪を燃やそうとするから
●安定した気候によって自律神経が整い基礎代謝が上がりやすくなるから
穏やかな気候を生かした有酸素運動が脂肪燃焼に最適
爽やかなこの時期にランニングやウォーキングを始める人も多いはず。外の風を感じながら運動するのはとても気持ちが良いですよね。
でも、メリットはそれだけではありません。この有酸素運動が脂肪燃焼にとても効果的ですが、さらにここに筋トレを加えることでより効果がUPするのです。
筋トレを行うことで脂肪を分解する働きがある「成長ホルモン」や「アドレナリン」が分泌されます。そこで分解された脂肪はすぐにエネルギーへと変化。この後に有酸素運動をすることによって、最も効果的にエネルギーを消費してくれるのです。
ですので、せっかくランニングやウォーキングを行うなら、外出前に無理のない範囲で筋トレをしてみてはいかがでしょうか。
成功のコツ!スポーツの秋に最適な運動法
突然ですが、体重の変化はそこまで変動がなくても、年々後ろ姿やお尻が丸くなっていくように感じたことはありませんか?そんな女性必見の筋トレ&有酸素運動メニューをご紹介します。
ランニング前の筋トレメニュー
アームレッグクロスレイズ
やり方
1. 四つん這いになり、左手と右足を浮かせた状態をつくる
2. 息を吐きながら、左手と右足を上げられるところまであげ、5秒キープ
息を吸いながらゆっくり①のスタート地点へ戻す。
反動を使わず、体がねじれないところまで上げる。
猫背になったり、腰が反ったりしないように注意。
3. 1セット5~10回ほどを目安に、反対側も同じように行う。
左手―右足、右手―左足の組み合わせに慣れてきたら、右手―右足、左手―左足の同じサイドを使って鍛えてみましょう。
この方法は背筋とお尻の筋肉を刺激するとても効果的な筋トレ方法です。
ゆっくりじわじわと効いてくる態勢なので、ハードな筋トレと違い始めやすいと思います。有酸素運動の前に行ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
健康的でヘルシーな身体をつくる最適な季節がやってきました。痩せて冬を乗り越えるために、今から準備して素敵な美ボディを維持しましょう!
秋のはじめは気温の変化で体調を崩しやすい季節でもあります。朝晩の冷えには注意してお過ごしくださいね。
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