下半身全体を満遍なく鍛えられるため、レッグプレスを購入し自宅でトレーニングしようか検討する人もいるのではないでしょうか。
好きな時間帯にトレーニングをすることができますが、メーカーによってレッグプレスの特徴は異なりサイズなどを確認しなければ部屋に入らないことも。
そこで、本記事ではおすすめのレッグプレスマシンや選び方を中心に紹介します。
自分におすすめのレッグプレスを見つけ、快適にトレーニングを行いましょう。
Contents
レッグプレスとは
レッグプレスは足パッドに足を置きパッドを押すトレーニングのことを指し、下半身全体を鍛えられます。
重量の調整も簡単にできるため、トレーニング上級者から初心者にもおすすめのトレーニングです。
レッグプレスに効果がある筋肉
レッグプレスは大臀筋、ハムストリングス、大腿四頭筋、下腿三頭筋の主に4つの筋肉を鍛えられます。
脚を鍛えられるトレーニングとして知られるレッグエクステンションは大腿四頭筋、一部位を集中的に鍛えられますが、レッグプレスはスクワット同様、複数の筋肉をまとめて鍛えられるのでダイエット効果や各部位の筋肥大を期待することができます。
レッグプレスとスクワットの違い
レッグプレスは身体を安定させた状態で動作を行うため、下半身やお尻を鍛えることができます。
また、膝を曲げた状態で動作をスタートさせるため、太もも裏側の筋肉である大腿四頭筋のエクササイズはスクワットよりも優れています。
対してスクワットはバーベルやダンベルを担ぐため、不安定な状態で動作を開始します。
そのため、身体をバランスを取るために下半身やお尻だけでなく上半身、腹筋、体幹などより複合的に筋肉が動員されます。
大腿四頭筋含む下半身やお尻を特化して鍛えたければレッグプレスを、身体全体を強化したい場合はスクワットを選択するなど目的に合わせてトレーニングを選択しましょう。
男女別!レッグプレスの平均重量
レッグプレスは座ってパッドを押す動作を行うため、足のトレーニングの中でも重量を扱ってトレーニングすることができます。
トレーニングの熟練度によってレッグプレスの平均重量は異なるので、自分の立ち位置を知った上でトレーニングを行いましょう。
男性のレッグプレスの平均重量
男性のレッグプレスの平均重量は以下です。
男性の平均重量はトレーニング歴が長くなるにつれて体重の2倍、3倍となってきます。
トレーニングを3年以上行うエリートであれば体重の5倍以上拳上することも、理論上可能です。
女性のレッグプレスの平均重量
女性のレッグプレスの平均重量は以下です。
女性であっても、体重の2倍以上拳上することは可能です。
特にレッグプレスはお尻や大腿四頭筋など美尻を作るためには必須のトレーニングであるので、美尻を目指したい人は使用重量を伸ばしていくことも意識しましょう。
自宅用レッグプレスマシンを選ぶ上で重要な6つのポイント
軌道が異なる3タイプから選ぶ
レッグプレスマシンには3種類存在します。
場合によってはトレーニングの仕方が異なる場合もあるので、必ずそれぞれの特徴を抑えましょう。
水平タイプ
1つ目が水平で動作を行うタイプです。
膝を曲げた状態から動作を開始するので、可動域を広く取りながらトレーニングすることができます。
上体が動くパターンと足パッドが動くパターンの2つがあります。
また、シートは調節可能のものが多く重量も上限が決まっているピン式を採用しているため、初心者でも効かせられながらレッグプレスに取り組めるのです。
45°タイプ
2つ目が45°タイプです。
45°タイプの重量設定はプレートの着脱式で水平タイプよりも高重量を扱えることが特徴です。
また、背もたれとお尻のパットの角度が直角に近く、お尻が固定された状態で動作を行うため、より強い刺激をお尻を中心した対象筋肉に与えられます。
身体がぶれず腰に負担がかかりにくいことも45°タイプを使用するメリットの1つです。
垂直タイプ
最後3つ目が垂直タイプです。
垂直型レッグプレスマシンは、上体を地面に、足を足パッドにつけ真っすぐ足を伸ばしてトレーニングを行います。
特徴は脚を下ろす位置で鍛えられる部位が異なることです。
両足を深く下ろせば可動域が広く取れるためハムストリングスや大臀筋が動作に使用され、両足を浅く下ろした場合は可動域が狭く大腿四頭筋のみ使用されます。
ただ、頭上にマシンとプレートがあり危険も伴うため、慣れるまで高重量は扱わないようにしましょう。
最大使用重量は何kgか
レッグプレスマシンを購入する際、プレートを何枚までつけることができるのか、マシンに付けられるおもりの最大重量を確認するべきです。
ピン式のレッグプレスマシンの最大使用重量は160kg前後が平均で、プレート着脱式のものはプレート幅が許すだけプレートをつけれるため重量は青天井で中には400kgや500kgでトレーニングできるマシンも存在します。
背もたれは何段階変えられるか
見逃しがちなのが、背もたれが調整できるかどうかという視点です。
なるべく何段階も背もたれの位置を調整できるレッグプレスマシンを選ぶようにしましょう。
5段階以上変更が可能ですが、メーカーによっては何段階調整可能か記載がないため注意しておく必要があります。
耐荷重は何kgか
ホームジムの床には耐荷重が決まっており、その重さは180kg/㎡。
これ以上の重さでトレーニングをしてしまうと床が傷ついたり、凹んだりと管理会社とのトラブルにつながる可能性があります。
レッグプレスマシンの重量は筋トレマシンの中でも重量級で200kgを超えるものもあります。
そのため、床の耐久度を上げるためにもマットを購入し床を強化してからレッグプレスマシンを設置しましょう。
サイズ
サイズを確認せず購入してしまうと、部屋に入らない・組み立てられない問題だけでなく、他の筋トレマシンが置けないという問題も出てきます。
快適な環境でトレーニングするためにも、メーカーのHPでサイズの把握、部屋の大きさをメジャーで正確に測る必要があります。
レッグプレスマシンの平均サイズは「長さ180cm×奥行き×120cm×高さ150cm」とされているため、トレーニングスペースは最低6畳以上確保するようにしておきましょう。
料金
最後に料金です。
レッグプレスマシンの料金はメーカーによってさまざまで110,000円〜で購入できるものから2,000,000円するレッグプレスマシンもあります。
理想のトレーニングから逆算し、それに見合ったレッグプレスマシンを選ぶことをおすすめします。
【最強】おすすめの自宅用レッグプレスマシン9選
選び方を抑えた上で自宅におすすめのレッグプレスマシンを紹介します。
公式HPや楽天市場から料金、サイズ、軌道タイプ、本体重量、最大使用重量を参考にレッグプレスマシンを選定しました。
MATRIX(マトリックス)
MATRIXは世界的に有名なフィットネス機器メーカーです。
どのマシンにも最先端の技術が施されており、スマホと連動させてダイエットを管理することができます。
MATRIXでおすすめのレッグプレスマシンは「VS-S70(レッグプレス/カーフプレス)」です。
VS-S70(レッグプレス/カーフプレス)
・トレーニング時間がわかるタイマー付き
・最大重量188kg
高性能はさることながら、一番の特徴はタイマーが付いていることです。
トレーニング動作開始からタイマーが作動し、動作が終了したら時間を計測します。
休憩時間も計測しているため、携帯などで時間を管理する必要がありません。
また、ピン式では珍しく最大重量が188kgと高重量を扱えることも特徴です。
料金:1,320,000円
サイズ:233cm×103cm×168cm
軌道タイプ:水平タイプ
本体重量:301kg
最大使用重量:188kg
TUFF STUFF(タフスタッフ)
TUFF STUFFは信頼と実績がある筋トレマシンメーカーです。
40年以上、スポーツジムやパーソナルジムにマシンを提供しており、世界中に点在するGOLD GYMもTUFF STUFFのマシンを導入しています。
あらゆるジムで使用されているTUFF STUFFでおすすめのレッグプレスマシンが「レッグプレス/ハックスクワットCLH300」です。
レッグプレス/ハックスクワットCLH300
・ハックスクワットも対応可能
・耐久性抜群のレールを使用
背もたれのシートを変えることでレッグプレスだけでなくハックスクワットも取り組めます。
また、プレート置き場から足パッドにかけてのベルト耐久性を強くしているため、長期にわたって使用可能です。
料金:385,000円
サイズ:84cm×216cm×140cm
軌道タイプ:水平タイプ
本体重量:138kg
最大使用重量:363kg
iROTEC(アイロテック)
iROTECはショールームを展開している筋トレマシンメーカーです。
取り扱っているマシンはパワーラックからチェストプレスマシンなど幅広く取り扱っています。
iROTECでおすすめのレッグプレスマシンは「レッグプレスマシンLPM5-HPM」です。
レッグプレスマシンLPM5-HPM
・プレート収納スペース付き
・使用してから購入可能
レッグプレスマシンLPM5-HPMは嬉しいプレート収納付き。
プレートホルダーを購入せずとも、プレートを収納することができます。
また、ショールームを展開しており、商品の使用感を確かめてから購入できることも特徴です。
料金:129,800円
サイズ:85cm×223cm×142cm
軌道タイプ:水平タイプ
本体重量:137kg
最大使用重量:280㎏
Body solid(ボディソリッド)
Body solidはトレーニング初心者向けにトレーニング器具を販売しているメーカーです。
ぶら下がり機器やステップなど、自宅でも気軽に取りめるマシンを中心に展開しています。
Body solidでおすすめのレッグプレスマシンは「リニアベアリングレッグプレス&ハックスクワットマシン」です。
リニアベアリングレッグプレス&ハックスクワットマシン
・足パッドを外すことでハックスクワットもできる
・わかりやすい動画解説付き
リニアベアリングレッグプレス&ハックスクワットマシンは足パッドを外すことで、下半身全体を鍛えられるハックスクワットも行えます。
そのほかにも、カーフレイズなど1台で3つのトレーニングが可能です。
HPに商品の紹介と共にわかりやすい使い方動画があるので、動画を見てから購入することをおすすめします。
料金:440,000円
サイズ:89cmx203cmx168cm
軌道タイプ:45度タイプ
本体重量:180kg
最大使用重量:450kg
POWER TECH(パワーテック)
POWER TECHはアメリカ発祥の筋トレマシンメーカーです。
黄色と黒でマシンが統一されており、デザイン性に優れています。
ボディメイクの大会で優勝経験のあるコアラ小嵐氏もPOWER TECHのマシンを導入しています。
そんなPOWER TECHでおすすめのレッグプレスマシンが「レッグプレス P-LP19」です。
レッグプレス P-LP19
・耐荷重450kg
・ボディビル世界王者も愛用
レッグプレス P-LP19の耐荷重は450kgと、レッグプレスのマシンの中でもトップクラスの耐荷重を誇ります。
レッグマシンの稼働箇所が頑丈に作られているためです。
また、ボディビル界では知らない人はいないカイグリーン氏もPOWER TECHの「レッグプレス P-LP19」を愛用しています。
料金:198,000円
サイズ:201cm×93cm×137cm
軌道タイプ:45度タイプ
本体重量:116.8kg
最大使用重量:453kg
ZAOBA(ザオバ)
ZAOBAは「安全性・耐久性・デザイン性」に優れたマシンメーカーです。
複数のブランドを展開しており、BULL、TESHU、TORQUEなどユーザーニーズに合わせたマシンを販売しています。
そんなZAOBAでおすすめのレッグプレスがBULLの「アングルド レッグ プレス BL-ALP」です。
アングルド レッグ プレス BL-ALP
・大腿筋に直接刺激できる
・ベテラントレーニーが開発の設計に従事
日本人が取り組みやすいよう、トレーニング経験豊富なベテラン開発者が設計しており、床に対するバーの軌道の角度を40度に設定。
これにより、正しいフォームで安定して大腿筋に直接負荷をかけられます。
料金:943,800円
サイズ:160cmx216cmx121cm
軌道タイプ:45度タイプ
本体重量:210kg
最大使用重量:280kg
WILD FIT(ワイルドフィット)
WILD FITはパーソナルジムだけでなく学校法人や自衛隊など幅広い方から愛用されているメーカーです。
筋トレマシン販売に関してはショールームが開かれているのでマシンを試してから購入することができます。
WILD FITでおすすめのレッグプレスは「レッグプレスハックスクワットマシン」です。
レッグプレスハックスクワットマシン
・スクワットも取り組めるレッグプレスマシン
・1年間の保証付き
フットプレートが折りたたみ式となっているため、レッグプレスだけでなくハックスクワットを行うことができます。
また、高品質のマシンが特徴のimpulseを使用しているため、対象の筋肉に効かせながらトレーニングをすることが可能です。
料金:243,000円
サイズ:82cmx228.5cmx129.5cm
軌道タイプ:45度タイプ
本体重量:162.5kg
最大使用重量:メーカーへ直接お問い合わせください
Titan(タイタン)
Titanは筋トレに必要なもの全てを販売しています。
マシンに限らず、パワーグリップやリストラップなどをAmazonや楽天市場、価格コムで展開しています。
Titanでおすすめのレッグプレスマシンは「Titan 垂直レッグプレス」です。
垂直レッグプレス
・ウェイト箇所が3ヶ所
・どちらの脚にも適切な負荷がかけられる
Titan 垂直レッグプレスはプレートをつける箇所が3つあるため、多くのプレートをつけることができます。
誰でも同じように使えるようにと、フットプレートは何段階も調整可能です。
レッグプレスマシンにしては珍しいデュアル設計で両足に同じ重量がかかるようになっているため、両脚ともしっかりと鍛えられます。
料金:198,000円
サイズ:82cm×121cm×133cm
軌道タイプ:垂直タイプ
本体重量:42.64kg
最大使用重量:181kg
R inc(アールインク)
R incはパーソナルジムの開業者やホームジムトレーニーに向けてメーカーを販売しています。
マシン選びからマシンの組み立て、更には内装工事まで担当しているので、幅広い実績を持っています。
R incで販売しているレッグプレスは45度タイプのもありますが、垂直タイプの「TM39 90°レッグプレス」もおすすめです。
TM39 90°レッグプレス
・高さを何段階も調節可能
・シート付きのため、他のトレーニングとの併用可能
プレート式であるため、重量を扱ってトレーニングすることができ高さも何段階も調節可能。
カラーもブラック・シルバーかブラック・イエローの2色から選べることも魅力の1つです。
料金:メーカーへ直接お問い合わせください
サイズ:167cm×129cm×186cm
軌道タイプ:垂直タイプ
本体重量:198kg
最大使用重量:メーカーへ直接お問い合わせください
自宅用レッグプレスは代用もできる
自宅で代用ならジャンピングスクワット
「レッグプレスマシンをいきなり購入するのはちょっと」と考えている人におすすめなのがジャンピングスクワットです。
しゃがんだ時に大腿四頭筋やお尻に負荷がかかるため、マシンを使わずとも効率的にトレーニングすることができます。
基礎体力の向上にも効果があるため、最初は10回を目指し慣れてきたら20回、30回、40回と回数を増やし負荷をかけていきましょう。
また、ジャンプするため近隣住民に迷惑がかからないよう深夜でのトレーニングは控える、マットを敷いてトレーニングをするなどの配慮することも必要です。
筋肉増加やヒップアップを狙うならレッグプレス専用マシンが必要
ジャンピングスクワットは自宅でも簡単に取り組むことができますが、筋肥大や筋力増加、ダイエットに効果的なのはやはりレッグプレスマシンです。
より重たい重量を扱うことで、筋繊維の破壊→超回復のサイクルができ、筋肉が大きくなり基礎代謝も上がります。
また、ジャンピングスクワットは多くの回数はこなせますが自重トレーニングであるため、ウェイトトレーニングほど筋肥大を期待することは難しいでしょう。
自宅用レッグプレスの購入はR incがおすすめ!
7種類のレッグプレスから選べる!
R incのレッグプレスは7種類も存在します。
水平タイプ、45度タイプ、垂直タイプ全て揃っています。
カラーもそれぞれブラックやシルバー、イエローなど異なりますが、要望に合わせて塗装も行っており自分好みのレッグプレスを購入することができるのです。
レッグプレスマシンの選定から設置まで担当
R incはレッグプレスのマシンの選定から設置まで一貫して行ってくれます。
マシンの設営は思った以上に重労働。
更には適切な位置にレッグプレスマシンを置けない、床に傷がつくなどの可能性もあります。
設営に定評のあるプロに任せることで、理想の状態でトレーニングが行えるのです。
他社よりも料金を抑えて購入できる!
R incはレッグプレスマシンのみならず筋トレマシンをお得に購入することができます。
例えば、1台で複数のトレーニングが行えるマルチラックは他社製品の1/2の料金で購入可能です。
レッグプレスマシン以外の他の筋トレマシンを検討している場合はR incを利用してみましょう。
まとめ
本記事ではどのレッグマシンを選んだらいいか迷っている人にむけて解説していきました。
今回紹介した選ぶ際のポイントを抑えれば自宅でもスポーツジムで使っている感覚と変わらずにトレーニングすることができます。
自分にぴったりのレッグプレスマシンを導入し、最高のホームジムライフを過ごしましょう。