バーベルプレートがなければ重量を変更することができず、筋トレを効率的に行うことができません。
どのメーカーがオススメなのか、どうやって選べば良いのかわからない方がほとんどではないでしょうか。
そこで本記事では、ホームジムにオススメのバーベルプレートや自分にピッタリの選び方を紹介します。
最後まで読み、お気に入りのバーベルプレートを購入しましょう。
・ホームジムにピッタリのバーベルプレートの選び方
・オススメのバーベルプレートメーカー
・お得にバーベルプレートを利用できる方法
Contents
バーベルプレートは3種類!
バーベルプレートは1種類だけでなく3種類存在します。
それぞれ特徴が異なるため、各プレートの違いを抑えた上で購入する必要があります。
ラバープレート
ラバープレートは薄いゴムがコーティングされているプレートのことを指します。
ゴムが施されているためプレート同士が接触しても音が響かない静音性を持っている、ということが特徴の1つとして挙げられます。
また、他のバーベルプレートと比べコストが抑えられるため、多くのスポーツジムでも導入されているプレートです。
・ゴムが使用されており安全性に優れている
・音が響かない静音性
スチールプレート
プレートがむき出しになっているタイプがスチールプレートです。
重量が代わってもプレートの横幅が変わらないことから、他のバーベルプレートよりもバーベルに何枚も装着してトレーニングすることができます。
余計な加工を施していないため、他のバーベルプレートに比べて最もコストが抑えられる一方で壁にぶつかった際に傷がつく、プレートを着脱する際に音が響く可能性があることを懸念点として覚えておきましょう。
・プレートの横幅が重量によって変わらない
・最もコストが抑えられるバーベルプレート
バンパープレート
バンバープレートはラバープレートより厚いゴムでコーティングされています。
床に落としても衝撃が少なく、高い耐久性を誇っているためパワーリフティングなどの国際大会で使用されることも。
コストは高く側面に穴がついていないため持ち運びがしにくいといったこともありますが、重量誤差が少ない点や安全性も加味した上でホームジムでもおすすめできるバーベルプレートと言えるでしょう。
・厚いゴムでコーティングされた安全性
・他のバーベルプレートと比べ重量誤差が少ない
ホームジムに適したバーベルプレートの選び方
コスト
バーベルプレートのコストは種類や重量によって異なります。
平均コストは以下であることが一般的です。
ラバープレート(10kg) | 6,100円〜7,400円 |
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スチールプレート(10kg) | 3,400円〜5,000円 |
バンパープレート(10kg) | 24,000円〜37,000円 |
ラバープレート(15kg) | 8,400円〜12,400円 |
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スチールプレート(15kg) | 5,100円〜8,500円 |
バンパープレート(15kg) | 29,200円〜46,100円 |
ラバープレート(20kg) | 12,400円〜18,700円 |
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スチールプレート(20kg) | 6,900円〜10,400円 |
バンパープレート(20kg) | 30,800円〜54,800円 |
静音性
ホームジムを作るのであれば静音性に気を配りましょう。
木造建築や賃貸マンションなど近隣住民に音が聞こえてしまう可能性がある場合は音が鳴りやすいスチールプレートを避け、ゴムでコーティングされているラバープレートを選ぶことをおすすめします。
バーベルプレートの静音性はメーカーのHPではなく、口コミを参考にすることで購入後のどの程度、静音性に気を配れば良いのかイメージを膨らますことができるので参考にしてみましょう。
安全性
ホームジムを作る上で安全性は最も重要なポイントです。
バーベルプレートを選ぶ際も例外でなく、鉄が裸になっているものや持ち運びしにくいものは部屋の損傷のみならず身体へのケガにつながってしまう可能性もあります。
それらを避けるためにも以下の記事でホームジムの作り方を踏まえた上で、安全性に優れたバーベルプレートを購入するようにしましょう。
【目的・特徴別】ホームジムにオススメのバーベルプレート10選
ラバープレートは安全に使いたい人にオススメ!
ラバープレートは鉄の表面にゴムがコーティングされているため、怪我やホームジムが傷ついてしまうリスクを減らしてトレーニングすることができます。
つまり、安全にホームジムでトレーニングしたい人にラバープレートはオススメなのです。
ラバープレートの購入を検討する際に、候補に入れておくべきメーカーは以下の4つです。
ラバープレートのオススメメーカー
・iROTEC(アイロテック)
・LEADING EDGE(リーディングエッジ)
・IVANKO(イヴァンコ)
・BODY MAKER(ボディメーカー)
iROTEC(アイロテック) アイアンプレート
iROTECはバーベルプレート以外にも多くの筋トレマシンを販売している人気のメーカーです。
バーベルプレートも黒と白の2色で構成されており、ホームジムに統一感を与えてくれます。
エニタイムフィットネスなどのフィットネスジムでも導入されているため、安心感を求めている人にiROTECはおすすめです。
・持ちやすいため、組み替えが楽で安全です。
・持ちやすいしデザインもカッコイイです。
・商品は綺麗な鋳造で塗装もキレイなので大変満足。
・プレートの淵に目立つカケや出っ張りがあり、そのまま塗装されている。
・塗装が剥げやすい。
・ラバーが無いので引きずると床等に跡がつく。
LEADING EDGE(リーディングエッジ) アイアンプレート
LEADING EDGEのアイアンプレートは購入から1年の商品保証がついています。
そのため、塗装が剥がれてトレーニングに問題が生じても商品の交換が可能です。
※故意の場合は除く。
また、28mmのオリンピックシャフトにも対応しているため、ベンチプレスやデッドリフトなどの大型のバーベルを使用する際も着脱することができます。
・使いやすく耐久性あって使いやすい。
・最小限の幅でコスパも良いと思う。
・商品の発送も早く、品物も満足してます。
・物自体は良いと思いますが、ぬるっとして油?が付いていて臭かった。
・4個のうち1個プレートに塗料剥がれがある。
・20kダンベルのシャフト長が短い為30k分のプレートをセット出来ませんでした。
IVANKO(イヴァンコ) スタンダードラバーイージーグリッププレート
IVANKOのラバープレートはラバープレートの中でも安全性に優れています。
その理由はゴムの素材。
再生ゴムを使用しておらず、滑りにくくなっており持ち運ぶ、バーベルから取り外す際扱いやすいことが特徴です。
重量の誤差が2%前後あるため、想定重量でトレーニングできないかもしれないことを念頭に置いておきましょう。
・持ちやすい、使いやすい、バーベルとのフィットが完璧、クオリティ高い。
・レザーで覆われていて置きやすい。
・安全性もデザインも良く、使いやすい。
・箱から出したら油っぽかった。
・値段が高いので星ひとつマイナスです。
・始めはヌルッとしますが使っていくうちに問題無くなります。
BODY MAKER(ボディメーカー) ラバープレート
BODY MAKERのラバープレートは5kg以上のバーベルプレートの側面にグリップ穴を設けており、持ち運びがしやすくなるよう工夫を施しています。
また、ゴム状の表面にシリコンオイルを塗布しているため、マシンが落下しても床面を傷つけることがありません。
1.25kg〜25kgまで7種類のラバープレートを販売しているため、細かい重量でトレーニングすることもできるのです。
・持ち手部分が左右対象にあるので大満足。
・値段も手頃で使いやすい。
・品物の出来も良くすぐに使っています。
・ちょっとゴム臭い。
・到着後に何度か拭かないとオイリーでキツイ。
コストを抑えて選ぶならスチールプレート!
スチールプレートはゴムでコーティングなどされておらず余計な加工がされていないため、バーベルプレートの中で最もコストを抑えて購入することができます。
スチールプレートのオススメのメーカーは以下の3つです。
スチールプレートのオススメメーカー
・フレックス
・IVANKO(イヴァンコ)
・ROUGUE(ローグ)
フレックス
フレックスは日本最大級の筋トレマシンの中古品を扱っています。
自社商品も作成しており、スチールプレートを単品とセットで販売しています。
その数だけでも30種類あるため、多くの選択肢の中から自分に適したセットを購入することができます。
・優秀でリピート購入。
・運びやすいのと、規則に合っている色が気に入っている。
・納期に時間がかかる商品を注文したにも関わらず、迅速な発送。
・明らかに外径が大きかった。
・商品説明の直径の表記は現在も修正されておりません。
IVANKO(イヴァンコ)
ラバープレートでおすすめしたIVANKOはスチールプレートも販売しています。
ケガの恐れを最小限に留めるべく、プレートから角がなくなるようラウンドシェイプ加工をしており落としても床を傷つきにくくしています。
・クオリティーが素晴らしいし、使いやすい。
・この色、デザイン、IVANKOって感じで気に入ってます。
・耐久性が長いので、非常に満足。
・摩擦で削れるのが残念。
・トレ後の掃除が面倒です。
・カラカラ金属音が個人宅の場合耳につきます。
ROUGUE(ローグ) スチールプレート
ROUGUEはIPF(国際パワーリフティング連盟)、JPA(日本パワーリフティング協会)から公認されるほど高品質なスチールプレートを販売しています。
重量の誤差も10g以内とバンパープレート顔負けのクオリティを担保しています。
色も6種類あり、赤、青、黄、緑、シルバー、黒の中から自分好みのスチールプレートを購入することができます。
・さすがに格好いいです。モチベーション上がります。
・見た目だけでもやる気でます。カッコイイです。
・高精度で重量誤差が非常に少ない。
また、ROUGUE(ローグ)のネガティブな口コミは確認できませんでした。
競技目的でトレーニングをするのであれば、バンパープレート!
バンパープレートは厚いゴムでのコーティング、重量誤差がないこと、コストがかかることが特徴であるため、パワーリフティングなどの競技目的で行う人へオススメのバーベルプレートです。
自宅でも行えるようにと競技者に向けて製品を展開しているメーカーは存在し、その中でもオススメが以下の3つのメーカーです。
バンパープレートのオススメメーカー
・AMERICAN BARBELL(アメリカンバーベル)
・ELEIKO(エレイコ)
・GYMWAY(ジムウェイ)
AMERICAN BARBELL(アメリカンバーベル) スポーツバンパープレート
AMERICAN BARBELLのバンパープレートは日本のみならず世界中のフィットネスジム、オリンピックセンターで導入されています。
プレート特有の匂いやザラつきを極限まで抑えており、快適にトレーニグすることが可能です。
ウェイトリフティング以外のトレーニングにも活かせる設計となっているため、バンパープレートでまず検討するべきメーカーと言えるでしょう。
・バンパーなので落としてみてもいいので使いやすい。
・BIG3をメインに行う私にとってしっかりした作りで使いやすい。
・バーベルへの着脱が非常にスムーズでストレス無くトレーニングに取り組めます。
・メーカー不明のラダートレーニング器具製品に比べると随分匂いは弱い方。
・少しベタつく感じはあるが、到着後すぐに拭きあげると気にならない。
・ラバー5kgプレートのみ劣化が激しく、連絡したが2ヶ月お問い合わせなし。
ELEIKO(エレイコ)
ELEIKOのバンパープレートもAMERICAN BARBELL同様、数多くの国際大会で使用されております。
人間工学、筋力トレーニングに基づいた設計がされており、非常に扱いやすいことが特徴です。
基本的に予約販売で注文することができ納期に2-3週間かかることを覚えておきましょう。
・ELEIKOのバンパープレートはもちもちした柔らか素材で床引きデッドリフトが静かにできました。
・発送も早く、梱包も丁寧。
また、ELEIKOは海外を中心に展開しているため、ネガティブな口コミを確認することはできませんでした。
GYMWAY(ジムウェイ)
GYMWAYは30,000回の落下試験をクリアしたバンパープレートを市場に下ろしているため、最高品質の状態が担保されています。
バンパープレートの弱みともされている「持ちにくさ」も他のメーカーに比べ優れており、ホームジムでも高い汎用性が期待できます。
・色が白色である点も使い勝手がよい。
・ラバーの質感、発色もいいしメッキ処理の質感もすごくいいです!
・品質が良く、毎日のトレーニングに気合が入ります。
・匂いも多少します。
・よくよく見ると汚れが気になります。
・揮発油臭はないわけではありませんが、開梱当初数日陰干しをした後は、ホームジムを完全に締め切りでもしない限り気になるような臭いにはならなくなりました。
バーベルプレートと一緒に購入するべき必需品
バーベル
バーベルプレートを購入するのであれば、バーベルは欠かせません。
バーベルも種類が多く、ストレートバーベル、EZバーベル、トライセプスバーベルの3種類が存在します。
バーベルそれぞれで特徴が異なり、取り組めるトレーニングも変わってくるので以下の記事からバーベルの選び方のポイントを抑えましょう。
プレートラック
プレートラックを使用することでバーベル、バーベルプレートの収納をコンパクトにすることができます。
バーベルプレートも重量ごとで収納できるようになっており、非常に便利なトレーニング用品として多くのジムでも導入されています。
サイズも縦101cm×長さ56cm×横幅18cmと小さく、バーベルを使ってトレーニングする人には必需品と言えるでしょう。
バーベルカラー
安全にバーベルプレートを使うためにも欠かせないのがバーベルカラー。
バーベルにプレートを付ける際にバーベルカラーを使用することでプレートが固定され、トレーニング中フォームが崩れてもプレートが落下することを防げます。
扱う重量が軽いからといってバーベルカラーをつけるのを怠ると思わぬ事故につながる可能性もあります。
ケガにつながる恐れを最大限抑えるためにも必ずバーベルカラーを購入しましょう。
マット
安全面を強化するためにもマットは必ず敷くべきです。
バーベルプレートの重量に耐えきれず落としてしまった場合、マットを敷いていなければホームジムの床が傷つく・凹む、最悪の場合床が抜けてしまう恐れがあります。
ホームジムを強化するためにもマットは硬度、素材、滑り止め加工がされているか、厚みが1cm以上あるかなどポイントを抑えてから購入するようにしましょう。
バーベルプレートを安く利用できる方法3選
中古サイト
中古サイトを利用すると新品で購入するよりもかなりコストを抑えられます。
iROTECのバーベルプレートが1,000円、また他の筋トレマシンも合わせて購入することができます。(2022年10/13時点)
納品が遅れたりや出品者とのやり取りが発生しますが、それらを加味しても十分に利用するべきサイトと言えるでしょう。
オススメの中古サイト
・ジモティー
・メルカリ
・ヤフオク!
・楽天市場
・オークファン
・モバオク
ECサイトのセール
楽天市場やアマゾンのセールではコストが抑えられることに加えて、ポイントを貯めてバーベルプレートを購入することができます。
楽天スーパーセール、アマゾンブラックフライデー、ヤフーショッピングのウルトラセールなど販売チャネルは多岐に渡ります。
在庫がすぐなくなってしまうことが多々あるので、あらかじめ狙っているメーカーのバーベルプレートは保存しておくようにしておきましょう。
オススメのセール
・楽天スーパーSALE
・アマゾンブラックフライデー
・ウルトラセール
レンタルサイト
意外と知られていないのがレンタルサイトです。
バーベルプレート含めた新品の筋トレマシンを月額型・サブスクリプションで利用することができます。
ジムクラウドやアポワフィットネスがこれらのサービスを展開しており、ジムクラウドでは月額690円(60ヶ月継続の場合)という破格の値段で20kgのバーベルプレートがレンタル可能です。
レンタル期間が短ければ月額の費用が高く、長ければ安くなるため長期的にホームジムを作ろうとする方にピッタリの手段と言えるでしょう。
オススメのレンタルサイト
・ジムクラウド
・レンタルプロンド
・flari
・アポワフィットネス
・ウェルアップ
メーカーでバーベルとセットで購入する
バーベルとセットで購入することも1つの手段です。
それぞれバラバラに買ってしまうと着脱に時間がかかる、納期がそれぞれ異なる、配送料が余計にかかってしまうなどの様々なデメリットが生じます。
iROTECなど多くのメーカーではセットで購入することが可能です。
また、単品でも購入できるため、重量に慣れてきたら追加でバーベルプレートを購入するという1つの使い方として挙げられます。
セット購入にオススメのメーカー
・iROTEC
・bodydesign
・BODYMAKER
・ONI
・ファイティングロード
まとめ
本記事ではバーベルプレートの選び方や目的別でオススメのバーベルプレートを紹介しました。
バーベルプレートの特徴を抑えずに購入してしまうと、購入前のイメージと異なるトレーニングをすることになりかねません。
メーカーでバーベルとセットで購入するなどして、ホームジムライフを快適に過ごしましょう。