「ジム機材を安く利用したい」
ホームジムを作ろうとしている人やパーソナルジムの開業を考えている人は、なるべくコストを抑えてジム機材を利用したいですよね。
中古サイトやレンタルサービスを使用することで、新品で購入するよりもお得にジム機材を使えます。
そこで、今回はオススメのジム機材から人気の中古サイト、レンタルサイトを紹介します。
本記事を参考にコストを抑えてジム機材を利用する方法を理解しましょう!
Contents
ジム機材は3種類に別れる
ウェイトトレーニングマシン
ジム機材の中でもウェイトトレーニングマシンは最も必要なジム機材です。
自重トレーニングに比べて筋肉に強い負荷をかけられることが特徴で、筋肥大を目的とする多くのトレーニーがウェイトトレーニングマシンを利用して筋トレをしています。
ウェイトトレーニングマシンはパワーラックなどのフリーウェイト系のマシンとレッグプレスなどの軌道が決まっているマシンの2種類に分かれます。
フリーウェイトのマシンは高重量を扱うことができ、軌道が決まっているマシンは適切なフォームで動作を行えるなど期待できる効果はマシンによって異なります。
トレーニング補助品
効率良く筋トレをするために必要なジム機材がストッパーやパワーグリップなどのトレーニング補助品です。
トレーニングの安全性を高めるものと高重量を扱えるようになるものの2種類に分かれます。
ストッパーはプレートの落下を防ぐ効果、パワーグリップは握力を補助する効果など、さまざまな側面でトレーニーを手厚くサポートします。
どのスポーツジムでも必ず導入するほど、トレーニング補助品は欠かせないジム機材の1つです。
ストレッチ系用品
ストレッチ系用品とはトレーニングマットやバランスボールなど、身体のケアをメインとするジム機材のことを指します。
使用することで関節が柔らかくなる、筋肉を早く回復させる効果が期待できます。
また、使い方によって体幹トレーニングもできるため、ウェイトトレーニングマシンとは異なるアプローチで筋肉を鍛えられることも特徴です。
ジム機材を購入する際に見るべきポイント
ジム機材のサイズの確認
ジム機材はそれぞれサイズが異なるため、どの程度の大きさなのか事前に確認することが必要です。
特にウェイトトレーニングマシンはサイズが大きく異なり、大型のマシンだと奥100cm、横幅110cm、高さ170cm以上のマシンも存在するため、一台でトレーニングスペースが埋まってしまうということもあります。
一般的にホームジムは6畳、パーソナルジムは13畳、最低限必要とされているため、予定しているスペースをオーバーしないよう気をつけましょう。
コストはどれくらいか
ジム機材は購入しようとしている人の多くは、なるべくコストを抑えたい人がほとんどだと思います。
一概には言えませんが、ウェイトトレーニングマシン>トレーニング補助品>ストレッチ系用品の順番でコストが抑えられます。
ウェイトトレーニングマシンの中には100万円以上するマシンもあります。
コストを抑えるためにも、まずは必要最低限のジム機材だけ揃え、トレーニング環境に慣れてきたらジム機材を増やすようにしましょう。
実績はどれくらいか
パーソナルジムの経営者も「ジム機材はブランドで選ぶ」と口にするほど、メーカーの実績は非常に重要です。
心理的安全性が高いことに加えて、マシン不備の可能性を抑えて中長期的に利用することが期待できます。
実績を確認するにはメーカーの販売個数だけでなく、何年間ジム機材を販売してきたのか、実際に購入した人はどう評価しているか確認しましょう。
また、商品の良い点も悪い点も述べられている口コミを参考に、ジム機材到着後のイメージをすることもオススメの手法です。
筋トレするなら抑えておきたいジム機材一覧!
ウェイトトレーニングマシン
オススメのウェイトトレーニングマシンを紹介します。
パワーラック
バーベルを使用し、重量を自分の身体1つで支え動作を行うフリーウェイトトレーニングができるマシンです。
支柱が4つあり、セーフティーバーがつながっているため、バーベルが床に落ちる心配をすることなくトレーニングに取り組めます。
ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなど大きな筋肉を鍛えるトレーニングからバーベルカールやミリタリープレスなどの細かい筋肉といった幅広い部位のトレーニングを取り組めます。
平均相場としては100,000円前後、サイズが横173cmx奥170cmx高さ226cmとなっています。
ホームジムでもパーソナルジムでも導入されているため、最も人気のウェイトトレーニングマシンといっても過言ではありません。
ハーフラック
ハーフラックもフリーウェイトの種目ができることで人気のマシンです。
支柱の数やセーフティバーの長さがパワーラックに比べて劣りますが、その分コストとサイズを抑えられます。
平均相場は7万円前後、サイズが横173cmx奥150cmx高さ233cmとなっているため、リーズナブルかつスペースを取らないことが特徴です。
スミスマシン
軌道が決まった状態でフリーウェイトのトレーニングをすることができるマシンです。
バーベルが上下にしか動かず、適切なフォームで動作に臨むためトレーニング中の怪我のリスクを抑えられます。
スミスマシンの平均相場は150,000円前後、サイズが横150cm、奥200cm、高さ220cmとなっています。
狙っている部位をピンポイントで効かせられるため、初心者でも扱いやすいことが特徴です。
バーベル
プレートの着脱をするだけで重量を変えられるバーベルも欠かせないマシンの1つです。
バーベルにはベンチプレスなど高重量が扱えるストレートバータイプ、腕全体を鍛えられるEZバータイプ、上腕三頭筋を鍛えられるトライセプスバータイプの3種類が存在します。
それぞれタイプごとに期待できる効果、値段、サイズも異なります。
多くのメーカーはバーベルとプレートを別売り販売していることがほとんどであるため、必ず1セットで購入するようにしましょう。
可変式ダンベル
可変式ダンベルはピンやダイヤルを変更するだけで重量を12kgにも20kgにも変えられる優れものです。
筋トレのレベル感やトレーニング強度、種目によって重量を自由に調整できるため、トレーニングごとでも筋肉に適切な負荷をかけられます。
価格が20,000円前後、サイズが高さ43cmx幅21cmx奥行き23cmとなっています。
1つあれば他のダンベルを購入する必要がないため、スペースを取らないことも可変式ダンベルの特徴です。
総合型マシーン
フリーウェイトと軌道が決まったトレーニングの2つの良い部分だけを導入したマシンが総合型マシーンです。
見慣れないマシンかもしれませんが、多くのパーソナルジムがその利便性を評価し導入しています。
胸のトレーニングでもケーブルプレス、スミスベンチプレスなど同じ部位でも異なるアプローチでトレーニングをすることが可能です。
価格が700,000円前後、サイズが高さ213㎝x幅203㎝x奥201㎝となっています。
コストとサイズはかかってしまうものの1台あれば十分なトレーニングができるため、どのウェイトトレーニングマシンを購入しようか迷っている人は総合型マシーンを選択しましょう。
トレーニング補助品
続いてトレーニング補助品を紹介します。
パワーグリップ
パワーグリップは握力を強化する効果が期待できます。
重量を扱ったトレーニングにおいては筋肉の疲労より先に握力の限界が訪れます。
パワーグリップをシャフトに巻くことで、デッドリフトやベントオーバーローなどの「引く種目」の回数を伸ばし、限界まで筋肉を追い込めます。
価格は4,000円前後となっており、ウェイトトレーニングマシンと比べてリーズナブルな値段設定となっています。
重量を扱ってトレーニングしたい方はパワーグリップを購入し、効率的に筋トレを行いましょう。
トレーニングベルト
トレーニングベルトは、腰回りに巻く補助品でトレーニングの安全性を向上させることに優れています。
筋トレは脊柱や腰に負担がかかるトレーニングがほとんどで、トレーニングベルトを巻くことで腹圧を高め腰を守り、怪我予防に役立ちます。
コストも6,000円となっています。
安全性が高いことに加えて、巻くことで体幹が安定するため通常時よりも高いパフォーマンスが発揮できることが特徴です。
パッド
パッドはバーベルのシャフトの中心部分に取り付けて使用するトレーニング補助品です。
スクワットなどシャフトを担ぐ動作の前に、つけることでバーベルにかかる首への負担を軽減します。
2,000円で購入することが可能で、多くのスポーツジムでもパッドを導入しています。
マジックテープであることがほとんであるため、シャフトにしっかりと貼り付けてトレーニングに臨みましょう。
ストッパー
バーベルにつけたプレートを固定するためにつける補助品がストッパーです。
付けることでプレートが落ちた際の床の損傷を防ぎ、1,500円で購入することができます。
自分が耐え切れると思っている重量でも途中でプレートが落ちる可能性があるため、トレーニングの前のアップでも必ずストッパーはつけましょう。
マット
マットは床を強化するための必需品です。
床を強化せずウェイトトレーニングマシンを使ってトレーニングをすると、「床が凹んだ」、「床に傷がついた」など管理会社と損害賠償につながる可能性があります。
一般的な床の強度は180kg/1m²となっているため、必ずマットを購入し床を補強しましょう。
6枚入りで3,000円となっているため、マットのサイズと部屋のサイズは事前に確認することをおすすめします。
ストレッチ系用品
続いてストレッチ系用品を紹介します。
バランスボール
バランスボールは体幹トレーニングができることに加え、複数の筋肉をじっくりと伸ばすことに優れています。
上に乗りバランスを取ることで脊椎の可動域が広がり腰痛予防にも繋がります。
コストはサイズによって前後しますが、2,000円前後で購入可能です。
購入するサイズの目安が身長が165cm以下なら直径55cm、185cm以下なら直径65cmとなっています。
適切なストレッチをするためにもサイズは間違えないようにしましょう。
トレーニングマット
うつ伏せや仰向けなど身体をじっくり伸ばすためにトレーニングマットはよく使用されています。
滑り止め防止や汗が床につくことを防ぐ役割を果たします。
価格は4,000円前後となっており、ストレッチの種類によってマットの選び方も変わります。
ヨガ用や体幹トレーニング用などもあるので、目的に沿ったマットを購入するようにしましょう。
フォームローラー
フォームローラーは筋膜リリースを剥がすことができるストレッチ用品です。
筋肉の可動域が広くなることや血行が良くなり身体が動かしやすくなることが期待できます。
一般的な価格は3,000円前後となっており、自分の身体を揺すって使うものと電動で動く2種類が存在します。
電動で使うものは振動レベルを自由に変えられるので、興味がある方は電動タイプを使ってみましょう。
この中から選べば間違いない!オススメのジム機材メーカー!
INFINITY(インフィニティ)
・プロスポーツ選手も愛用!
・種類豊富なジム機材を用意!
INFINITYは質・コスト・耐久性で人気のジム機材メーカーです。
元プロ野球選手の松井稼頭央選手やトップボディビルダーとして知られるジュラシック木澤選手などが愛用しています。
大型のウェイトトレーニングマシンはもちろん、有酸素マシン、トレーニング用品、さらには2wayと呼ばれる軌道が決まったトレーニングを2種類できるマシンも販売するなど、種類豊富にジム機材を用意しています。
ホームジムを作ろうとしている方、パーソナルジムを開業しようとしている方から人気となっているジム機材メーカーです。
MATRIX(マトリックス)
・デジタル化に特化したジム機材メーカー!
・グッドデザイン賞を受賞するデザイン性の高さ!
MATRIXは世界中で高いシェアを誇っているデジタル化に注力しているマシンメーカーです。
有酸素マシンのトレッドミルを開発し、ウェイトトレーニングマシンをデジタル化する取り組みも行なっています。
トレーニング用品も時間、距離、スピード等を瞬時に表示するIT用品があるなど、特殊なジム機材を多く取り扱っています。
また、2016年度にグッドデザイン賞を受賞したジム機材もあるほど、デザイン性に優れているため目新しいジム機材を購入しようと考えている人はMATRIXを検討しましょう。
ZAOBA(ザオバ)
・安全・堅牢・機能が売りのメーカー!
・2019年度のW杯の日本大会のキャンプ地で利用!
多くのジムが安全・堅牢・機能的側面でZAOBAを導入しています。
競技者視点でマシンを生産しており、国際パワーリフティング連盟から公式認定器具にされるなどジム機材の中でもパワーラックの評価が非常に高いです。
1年の保証期間がついており保証期間中は無料で修理をしてくれる点も特徴の1つです。
その人気はジムだけにとどまらず、2019年度のW杯の日本大会のキャンプ地にも利用されるほど厚い信頼があります。
しっかりと頑丈なジム機材を購入したい人はZAOBAを選びましょう。
BODYMAKER(ボディメーカー)
・日本人が扱いやすい設計!
・期間ごとのお得なキャンペーン!
BODYMAKERは黄色と黒色が特徴の筋トレマシンを販売している日本発のメーカーです。
使いやすいようにと、ウェイトトレーニングマシンは日本人が握りやすい設計となっています。
バランスボールやプッシュアップバー、マットなどジム機材が豊富に揃っており、時期によっては在庫処分セールを開催しており、お得に購入することが可能です。
価格や品質も他のメーカーに比べて優れているため、メーカー選びに困ったらまずは「BODYMAKER」を検討しましょう。
TECHNOGYM(テクノジム)
・全世界で人気のジム機材メーカー!
・オリンピックの選手村にも提供!
TECHNOGYMは世界100カ国以上、世界8万を超えるジムと30万戸の個人宅で利用されているジム機材メーカーです。
オリンピックの選手村のアスリート用ジムの提供しており、世界に認められた圧倒的な信頼があります。
ウェイトトレーニングマシンや有酸素運動マシンがメインで、シッティングバランスボールなど特殊なバランスボールも販売しています。
世界中のホームジムとスポーツジムで導入されている実績があるメーカーです。
KONGOU(コンゴウ)
・1つのジム機材でも多くの種類を用意!
・ショールームを開催!
KONGOUは運動力学とアジア人の骨格をもとにウェイトトレーニングマシンを設計しているメーカーです。
関節への負担なく、快適にトレーニングできることが特徴のジムマシンです。
ウェイトトレーニングマシン中心に販売しており、ケーブルマシン1つとっても6種類あるなど、1つのマシンで多くの種類を用意しています。
また、ジム機材メーカーとしては珍しくショールームを展開しています。
実際に気になっているジム機材がある方は手にとって質感を試してから購入することをおすすめします。
ジム機材をお得に購入する2つの方法
中古サイト
お得に購入する1つの方法として中古サイトが挙げられます。
FLEX(フレックス)
FLEXは有名メーカーのジム機材を多く取り扱っている中古サイトです。
保持しているジム機材は国内トップクラスで、欲しいジム機材をカテゴリ別で探すことができます。
ハーフラックが70,000円前後と相場の半額以下で販売されていました。
どの中古サイトを選ぼうか迷っている人はまずはFLEXを選びましょう。
ReCyfi(リサイフィット)
ReCyfitはジム機材のリースと中古品の販売を行なっている会社です。
Gold GYMで有名な株式会社Thinkフィットネスが運営しているため、質の高い筋トレ機材をコストを抑えて手に入れることが可能です。
Life FitnessやTECHNOGYMなどの大手メーカーの中古品も販売されており、フラットタイプのベンチ台は2,200円前後で購入できます。
ジム機材によっては売り切れの機材も多くあるため注意が必要です。
アポワフィットネス
アポワフィットネスも中古品の販売に限らず、ジム機材のリースも行っています。
元々が開発メーカーということもあり、他社のメーカーの中古品に限らず自社の新品のジム機材も販売しています。
マットなどが3,000円前後で購入が可能で、他の中古サイトに比べると高めの料金設定ですが、修理や保守に強みを持っています。
既に製造が終了しているジム機材のメンテナンスも可能なので、継続的にジム機材を使用したい方にオススメです。
レンタル・リース
レンタルやリースもコストを抑えて購入することが可能です。
GYM CLOUD(ジムクラウド)
GYM CLOUDはジム機材を豊富に扱っているレンタルサイトで、最安で190円からジム機材を利用できます。
コストはレンタル期間によって変動し期間が長いほどコストを抑えられます。
ジム機材によってレンタル期間を変えられ1ヶ月からレンタルができるので、お試しに使ってみたいジム機材は短い期間レンタルしてみましょう。
株式会社東京ネバーランド
株式会社東京ネバーランドは5年単位でレンタルができるサービスです。
ジム機材は多くのジムでも導入している鍛錬マシンを取り扱っており、壊れにくく扱いやすいことが特徴です。
初心者用、健康維持用、筋肥大用など目的別に調べられ、月額9,600円〜とレンタルでき多くの方から人気を得ています。
ショールームを展開しているので、実際に商品を使用してからレンタルしたい方は足を運んでみましょう。
ジム機材を導入する際に気をつけること
管理会社の許可はとっているか
ジム機材を導入する前に必ず管理会社または大家さんの許可を取リましょう。
許可を取らずにジム機材を取り入れると、壁に傷がつく、床が凹むなど近所のトラブルにつながる可能性があります。
パワーラックなどの大型のウェイトトレーニングマシンを導入する際は、床がマシンの重量に耐え切れない場合もあるため、ジム機材の導入の許可と床の耐久重量はセットで聞くべきです。
保証内容は充実しているか
ジム機材を導入するなら保証内容は必ず見ましょう。
ほとんどのメーカーは保証期間を決めていますが、年数とサービス内容はそれぞれ異なります。
ジム機材は時間が経てば経年劣化するので、長く使用するためにも保証年数が長いことや無料で修理を行ってくれるかを意識して選ぶようにしましょう。
匂い対策はしているか
ジム機材は長く使えば使うほど、汗の匂いがつきます。
特にパワーグリップやトレーニングベルトは身体につけて使用するため、匂いが顕著になります。
使い終わった後のジム機材はvしっかりとアルコールシートで拭く、部屋に消臭剤を置くなどしっかり対策を行い、快適にジム機材を使用しましょう。
まとめ
本記事ではオススメのジム機材からお得に購入できる方法まで紹介しました。
ジム機材と言ってもウェイトトレーニングマシンだけではなく、ストッパーなどの補助品やトレーニングマットなどのストレッチ用品まで数多く存在します。
多くの種類がありますが、中古サイトなどを利用することでお得にジム機材を利用することが可能です。
どのジム機材が必要か選んだ上で、自分の条件にピッタリのジム機材を導入しましょう。